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#29 【日本人よ、 Dan Vasc を聴こう】 The Last Journey Home (ザ・ラスト・ジャーニー・ホーム)

2020 年4月にレコーディングしたこのビデオの冒頭には、Dan Vasc  (ダン・ヴァスク) の以下の言葉がある。


「2010 年4月3日、ぎこちない様子の 20 歳の青年が、偉大な歌手になることを夢見て、ぎこちなさ満載のビデオを YouTube に初めて投稿した」

『これは、DragonForce  (ドラゴンフォース) シンガーオーディションのビデオです。
名前はダニエルです』

「今日、チャンネル 10 周年を祝し、10 年前に下した最高の決断の1つへの賛辞として、そのビデオを再度制作する」

「"Everything your mind can conceive and believe, your mind can achieve."
(頭の中で思い描き信じていられることは全て、達成可能なのだ)
… ということを示して、皆さんを勇気付けられるよう願っている」


ZP Theart  (ZP サート) (#28 へ) が  DragonForce  を脱退した後に行われたオーディションが、ダンと YouTube を結びつけた。

今回のカバーは、VictorTheGuitarNerd (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) とのコラボ作品である。
ヴィクターのギターテクニックは安定のすばらしさなので、ぜひ注目していただきたい。

実はダンは、オーディション動画の2年後にも同じ曲をレコーディングしているのだが、ボーカルレッスンの成果で前より格段に上手くなっている。

しかし、今回の動画を以前のものと比べてみると、歌唱力といい迫力といいレベルが全く違うのが、素人の私にもはっきりとわかる。
やはり、相応の努力を続けていると、結果が見事に現れるものだと感じる。

レコーディング後に、ダンが思いを語っている。


「10 年前に想定していた道とは違うが、想像以上にすばらしい方向に進めた。
レコードレーベルとの契約がない分、"必要に迫られて" ではなく "やりたいから" 取り組むヘビーメタルという音楽で、誰もが知っているような有名ミュージシャン以上に自分と家族を経済的に潤せるようになった。
同時に、他の大勢のミュージシャンを雇うことで、彼らの生計も支えることができている」

「自慢するために言っているのではない。
まだ何も自慢できるものがなかった時代から、"必ず音楽で成功する。目標は登録者 100 万人" と言い続け、その言葉を自分の耳で聞き、それを信じることを選んできた … と言いたいのだ」

「どんなに無茶に思えることでも、"夢" を "目標" に変換し、必要な行動を絶えず続けていたら、達成できないことは何もない … と強く伝え、皆さんを鼓舞したい」


2024 年5月、登録者数は本当に 100 万人に達した (#1へ)。
有言実行の男の言葉には、確かな重みがある。



🔵2020 年バージョン



🔵2010 年バージョン



🔵2012 年バージョン



🔷The Last Journey Home … DragonForce が、2010 年に発表した曲。



※ 1つのエピソードを時系列で連載する場合があるので、#0→1 … と順番に是非!
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※  既存の記事にも新情報を加えるので、時折再訪を!


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