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不便を楽しむ!の話
皆さん、不便を楽しんでますか?
もう会話が出来ない人になっていますが、私には、尊敬する先輩が居ます。
別の記事に書いたのですが、「先輩と先輩の奥さん」と「私」の関係にヒビが入ったからです。
「尊敬する先輩が不便を楽しんでいるのを見て」、私が「感銘を受けた」エピソードを書いてみたいと思いました。
高校二年の16歳から、バイクの中型免許を取得します。
バイクを通じて知り合ったのが、尊敬する7歳年上の先輩だった。
京都の山奥で知り合ったのだが、大阪の同じ「市」に住んでおられ、公(バイクの先生)私(酒を飲む仲)ともにお世話になりました。
大阪は、実は一軒家の数が少ない。マンションの方が多いかもしれない。
そんな中で、URになるのかな? 巨大な5階建て、エレベーター無しの団地群がたくさん在った。当時の記憶では、日本の法律で、五階建てまではエレベーターの設置義務が無かったと記憶している。
先ほど、辞書を開くと「5階建てや8階建ての建物であっても、高さが31メートル未満であればエレベーター設置義務は生じません。」と書いてあった笑
先輩の家は、団地、5階建てのエレベーター無し
重い荷物や、毎日の昇り降り大変そうだなと思えた。
先輩の父がとてもアイディアマンで、相違工夫の出来る人でした。
この先輩の父の教えは、先輩に受け継がれ、そして私にも受け継がれたと思う。
団地の1階、屋外(露天)でバイクの整備をする。
先輩と遠出をした帰りや、翌日などに、先輩の家に同行し一緒にバイクの整備をする。
重い工具箱を、5階から降ろし、なんと5階から「コードリール(電源コードを巻いたもの)」まで降ろします・・・
先輩は、とても頭が良く、アイディアマンでした。
それと、私がこれは無理だと言ったのか、言わなかったかですが、「バイクが調子悪いからどうのこうの」という言い訳を作らせない人だったんです。
私「新しく買ったのにタイヤが釘を踏んでる」
先輩「うちに来いよ!パンク修理手伝ってやるよ」
私「バイクの調子が悪いから来週は行けない(遠出)ですね」
先輩「うちに来いよ!整備手伝ってやるよ」
という具合に、バイク屋と同じことが、団地下の露天で行われた・・・
バイク屋と遜色ない工具類も一通り揃えられていたのだ。
言い換えれば、理由を付けて〇〇が出来ないという私に対し、目の前で全て出来るに換えたのだ。
先輩の部屋に入っても頭の良さが解る。
団地だから狭い。狭いから空中を利用し、上手く高く積み上げられている・・・なるほど・・・
先輩の父は、解っていて5階に部屋を借りたな!
先輩の父は、解っていて不便をさせて、考えさせる息子に育てたな!
先輩の父は、解っていて5階に住んで、体力づくりをしているな!
先輩の父は、不便を楽しんでいるなって、先輩を通じて思ったという話です。
人生の中で、何人か団地に住んでいた人と出会い、話をしました。
1人は、5階に住んでいて、毎日登山と言っていた。
1人は、5階に住んでいて、1階にも住んだけど、5階はゴキブリ出ないと言っていた。
私の知るエピソードも紹介します。
私の住む町にも巨大な団地群が在る。
それは、エレベーターが付いている団地の人は杖を突き、エレベーター無しに住む一軒家の老人は杖を突いていない。
杖を突くからエレベーター付きの団地に住んだのか?
エレベーター使っているから、杖を突く様になったのか?
自分なりに統計を取ったが、エレベーター使っているから、杖を突く様になったのだと思っている。かかと落とし運動が、骨を強くすると言われている現在、不便を楽しむのも良いのではないかと思う。
私も、普段から不便を楽しんでいます!
おわり
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