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産後1か月 今後に響く大事なこと
私は、妊娠15週での流産手術による出産でした。
妊娠中期であるため通常の分娩のように、陣痛促進剤による子宮収縮によって赤ちゃんを産み、後陣痛により胎盤が出る出産です。
そのため、産後も通常のお産のように悪露が出て、仕事は産後8週間お休みをになっています。
以下のこと、全女性に知ってもらいたいです!
産後1か月間してよかったこと
1. 「身体を動かさないこと」
「当たり前のことだ」と思いますが、なぜ動かすことがだめなのか理由まで理解していないと、「少しくらいなら大丈夫」と思うし、里帰りしない方や上の子がいる方は、どうしても動いてしまっている状況だと思います。
私も「少しくらい大丈夫」だと思ってしました。それによって家事をしたことで悪露が増えてしまい後悔&自己嫌悪を感じました。
その後は、勉強し「動かさない努力」をしました。
これは、今回の出産で初めて理解したことで、
皆さんにも自分の産後の身体を労ってもらいたい、誰かの産後を労ってあげてほしいと思います。
動いてはいけない理由
出産すると子宮内膜にくっついた胎盤が剥がれて出ていきます。剥がれた後、子宮内膜には胎盤分の傷跡ができています。その傷跡が治っていく過程が1〜1か月半かかります。
産後5日間くらいで80%の悪露が出ていきます。
そこから残りの20%が、少しずつきれいに治っていきます。ただ、せっかく治りかけても、無理して動くことで、傷跡が再び開き出血し悪露が増えます。
例)子どもが瘡蓋がせっかくできたのに、触ることで剥がれてまた血が出るときと同じ状態。
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それがなぜいけないというと、治っては傷跡を塞いでをくり返すことによって、そこの部分の組織が固くなります。固くなることで血流、リンパ、ホルモンの流れが悪くなります。
血流が悪くなることで、次の妊娠時に栄養が行き届きにくかったり、また更年期には更年期障害がひどく現れます。
この産後1か月の生活が、後の女性の身体に響いていくのです。
なので、産後は身体を休めないといけないのです。
私の動かなさい努力
2. 夫にに休みをとってもらう
夫に3日間休暇をとってもらいました。
流産で休暇を取るって理解のある旦那なのかもしません。ただ、夫に理解してもらうのには年月はかかりました。
2人目は、立会い出産で朝5時に無事産まれたました。すると、まだ胎盤も出てないうちに
「元気でよかった。今から出たら仕事間に合うから仕事行ってくるわ」と子どもの顔だけ見て、仕事に向かった、休暇0の仕事優先な夫でした。
少しずつ話し合ううち、年を重ねるうちに家族の時間も増やしてくれていました。
また、今回の流産手術をする前に、「怖いけど私も仕事を休んで身体を張って手術に挑む。夫も同じようにはできないけど携わってほしい。」と休暇をとってほしいことをお願いしました。
3. Netflixや U-NEXTで映画鑑賞
夫が休みの3日間、子どもらは学校や保育園に行っているので夫婦2人きりの時間です。
夫婦2人きりの時間は、7年ぶり?!というような久しぶり時間。
今までは仕事を有給取ることがあっても、子どもの行事や体調不良などでどちらかが休暇をとるという形で、子どももいなくて夫婦2人きりという時間が新婚以来でした。
私は、悲しい気持ちと「はるちゃん」の疾患の原因は何か?と頭の中が渦巻いていました。
そこで、一旦思考をストップして、全く関係がない映画をみたことがとてもよかったです。
夜になると鬱々と眠れなくなることもありましたが、夫の趣味の映画(自分は興味ない)に付き合っていると、睡魔に襲われ、それがよいお昼寝の時間になってよかったです。
4. サービスや機械に頼る
買い物は、少し高いですが、1か月だけだとネ
ット宅配をしました。また、洗濯は全自動で乾
燥機や食洗機を利用していました。
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5. 上の子の育児
子どもたちにも、私の身体の状態を説明しま
した。
「まだ血が出てるから、今は抱っこできないけ
ど、イスに座ってする抱っこならできるよ」「お
外で遊べないけど、お医者さんがいいよって言
ったら遊べるよ」
3歳の子も、3歳の子なりに理解し「血が出るの
治った?」「お外出て大丈夫」等心配してくれま
した。
もっと小さい子だとなかなか理解してもらう
の難しいと思いますが、理解できないからと説
明しないのではなく、説明することで子どもの
気持ちや態度は変わると思います。
6. 読書
仕事しているときは、本を読む時間はなかったです。今回、色々な本を読みました。
また、別の記事でよかった本を紹介します。
7. noteを書くこと&読むこと
今まではブログを読んだり、自分自身のこと
について書いたりしたことがなかったです。
今回の妊娠出産を通して、同じような経験された方の素直な心情や感情を読むことができました。悲しみに明け暮れても、少しずつ前を向いて進んでいることが共感でき励みになっています。
また、自分自身が書くことで、気持ちの整理、伝えれる場所があるということが心の負担が、少しずつ和らいでいるような感じます。
そして、何よりnoteには寄り添ってくれる人がいるということが、私に勇気を与えてくれています。
ありがとうございます
つづく