小説の世界
休日に友達との予定がない時、僕は外に出ないで家にいる。もしくは、何かを1人でしに行く。
その何かには、映画やダーツ、カフェやショッピングなど1人で楽しめる事が含まれている。
今日の休日は、カフェに読書をしに行った。
あえて夜の時間帯だ。
カフェは、読書を楽しんでいる人、勉強をしている人が重なのだが、時間帯によって女子大生やカップルがお喋りをするための場になる。
薄く店内に流れる落ち着いたクラシックの音楽を、甲高い笑い声が圧倒する瞬間がある。
読書をしている身としては、うるさく感じてしまう。
決して嫌とかやめて欲しいとかではない。
「楽しそうだな〜」とカルガモの行進を見ているくらいの穏やかな目で見ることも可能だ。
ただ、小説にのめり込む場合もある。
そのせいで電車を乗り過ごしたり、周りの音が全く聞こえなくなるほど集中している。
今日はその瞬間が現れてどっぷりと世界観に没入する事ができた。
ダーツでブルに入れたときの様な高揚感も少しあった。
そのせいかわからないが、お風呂から出た際、両鼻から鼻血が出てしまった。