恋蛍3首〜葉月の心|#クロサキナオ様
クロサキナオ様のnoteを拝読。
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#クロサキナオ様の2024AugustApex
に参加いたします。
八月葉月と言えば、家族旅行で行った蛍狩りを思い出します。
手に団扇を持って、浴衣を着て、草を分けて歩くうちに何となく雅な気分になって・・
源氏物語を始めとする中世文学で、“蛍狩り”を散見するからかもしれません。
極私的に好きな短歌はふたつ。
今日は、平安時代を偲んで、令和の短歌を3首詠んでみました。
1.
あくがれて遠き空ゆく蛍かな恋の在り処へ飛んでゆけるか
私の身から
魂が焦がれて飛んでゆく、
それはまるで
遠い空をゆく蛍のよう。
恋する想いは、
貴方の居る場所まで
果たして
飛んで行けるだろうか。
2.
人知れず共犯の笑み交わしたき今宵このとき私は蛍
誰にも知られることなく
共に罪を持ち合う
・・・
そのことさえも
歓びとなり、
笑みが漏れてしまう。
今宵、この一瞬、
私は命短い蛍となっても
構わない。
3.
帰る場所持っていながら甘き声かける貴方よ惑いて蛍
帰る場所を持っていながら、
貴方は
甘く優しい声を
かける。
私の心は戸惑うばかり
・・・
ふたりはただ、
惑い飛んでいる
蛍にも似て。
▶Que Song
八月の蛍/HACHI
8月の風物詩が映像に沢山出て来ます。
ヒグラシの鳴き声が絶品。
お読み頂き有難うございました!!
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また、次の記事でお会いしましょう!
🌟Iam a little noter.🌟
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