おうちカラオケ〜ステキな恋の忘れ方|#Pokekara挑戦中
薬師丸ひろ子の歌には、名曲が多いという話を、前に【おうちカラオケ】で述べた。
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20代頃、カリスマだった薬師丸ひろ子に、当時一流のクリエイターたちがこぞって楽曲を提供していた。いずれの曲も甲乙つけがたい仕上がりだったのだが、極私的に最も好きだったのが、
”ステキな恋の忘れ方“だ。
何と言っても、作詞作曲は泣く子も黙る井上陽水である。私はやはり文学少女(当時😌)だったので、歌詞の美しさに酔いしれた。
その頃は、美しさだけに注目していたが、今振り返ると、読めば読むほど味わい深いフレーズだと思った。
この歌詞をBRILLIANT_Sなりに紐解いてみると、すべてがアンビバレント(二律背反)なことに気付く。
冒頭の箇所から、もう井上陽水の異空間世界が始まっている。黄昏はどちらかと言うと、青くないからだ。青いのはもう少し時間が経ってからかと思う。
青い世界は、ひんやりとした温度を感じる。その中で【恋に気がついた】のは、アンビバレントだ。通常は恋のはじまりは熱い、または温かみがあるものではないだろうか。
街がキラメクのは、ロマンティックな時間と捉えられることが多い。
その時間に、【早く口づけを 遊びのように終らせて】と願うのは、これもアンビバレント。本心だろうか?という疑問が出てくる。
そのあともずっとアンビバレントが続く。
など、2番に至っても、夢見るような描写と、抑制する描写が変わりがわりに歌われる。そこで、サビの歌詞が効いてくるのだ。
おそらく、歌い手となる女性は、アンビバレントな世界の中で、想う人の心に強く問いかけたい気持ちがあるのだろう。自分はあなたのことを好きでいても良いのか、それとも、【ステキな恋】だけれど、忘れたほうが良いのか・・・。
やはり、井上陽水は天才だな、と改めて感じた。
ちなみに私は、単純人間なのでアンビバレントは苦手😌嫉妬すればするほど離れたくなるし、はっきり好意を示してくれないと、分からないまま終わってしまう。
だから「どれもはしかばかり♪」(フォーカスbyユーミン)になるのだが💧
お読み/お聴き下さり有難うございました!!
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🌟Iam a little noter.🌟
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