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かなふみ相聞歌〜月影に寄せて|#光る君へ


今、NHKの大河ドラマで、紫式部をヒロインにして「光る君へ」が放映されており、源氏物語にも注目が集まっているようです。


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▶源氏物語にまつわる和歌の創作サイト


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こういうのに目が無い私は、相聞歌にて創作してみました。



名付けて、『かなふみ相聞歌』

(あくまでも我流です)



Jetez-y un coup d'œil!

(ご高覧下さいませ!)


✢✢✢




①相聞歌ふうに。
②掛詞を使って奥行きを出す。

③せっかくの散らし書きなので、書道のように、字体のバランスを良く見せる旧仮名遣いを選んでみる。

④季語は敢えて問わない。




✥femme(女性)



ひとりねの

みすこしにさす

つきかけや

あふもあはぬも

あふさかのせき



独り寝の

御簾越しにさす

月影や

逢ふも逢はぬも

逢坂の関



✢✢✢


【現代語訳】


独りさびしく寝る

私の部屋の、

カーテン越しに差しかかっている

月の光を見ては

貴方を想います。


心を通わせて逢うのか、

逢わぬのか、

その一線を越える関所の前に

ふたりが来ているのだと

いうことを感じて。



✥male(男性)



つきかけを

さやけくあつめ

ほしまても

このかたみいる

きみよ みすとや



月影を

さやけく集め

星までも

この形見/筐入る

君よ 見ずとや



✢✢✢


【現代語訳】


月の光を明るく清らかな心で

君を想いながら集めている、

星の光までもね。


君とのよすがとして

持っているこの箱の中に

それらを入れるんだ。


ああ、君は、

この箱を見ないままに

いると言うのかい?


※掛詞…かたみ(形見/筐)



▶参考サイト

✠femme

✠male





毎度のことですが、気分を作るため

源氏物語の漫画「あさきゆめみし」、

今日は3巻の途中まで読みました😊


源氏物語の時代は「通い婚」で、

もし結ばれたとしても本当に

次に逢えるか分からない、不確かな

結婚制度だったゆえか

かなり歌詠みの内容が情熱的です。

そのあたりも参考にしました。



▶Theme Song

月のしずく/徳永英明 (COVER)

良過ぎるので、かなふみ相聞歌のテーマ・ソングにいたします。



✢✢✢


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また、次の記事でお会いしましょう!



🌟Iam a little noter.🌟



 🩷



▶過去の「かなふみ相聞歌」。

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