慈愛メニューが食べたい。|おうちごはん
私は、有難いことに、小さい頃から手料理を食してきました。両親が仕事をしていたので、近くに住む叔母が、毎日料理を作ってくれました。ほとんどインスタントの味を知りませんでした。
独立して、総合職で働いていた頃、毎晩終電で帰っていたことがあります。
夜中、帰宅しても身体がくたくたで、何をする気にもなれません。
Uber Eatsなど無い時代。開店しているのはもうコンビニしかありません。毎晩同じような、冷たいお弁当を食べていました。
ある日、心が空っぽになりました。
「誰かの手を感じる料理を食べたい」
切実な願いでした。おにぎり一つでも良い。スクランブルエッグでも、何でも。
フライパンを持てないほど消耗していた私は、出来るだけ早くベッドに入り、そして気付いたら、また満員の通勤電車の中で、吊り革を持っていました。朝の光が辛かった記憶があります。
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あの時の辛さを知っているから、家族には手料理を食べてもらいたいと思います。人間は、食べるもので作られるとも聞きます。
夫と息子は魚介類を食べません。酸味のあるものも苦手、きのこ類も苦手。
制約がありますが、出来るだけ食材を多く、イメージとしては食卓が5色になるのを目指しています。
タイトル画像は、そんなある日の食卓です。
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《 10月の慈愛メニュー 》
✢鶏肉とパプリカと玉葱の味噌マヨネーズ炒め
✢トマトとレタスのサラダ
✢温泉玉子
✢ごはん
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