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聞いてない?何でやねん!~親子のひとこま|#エッセイ
最近、私と息子(14歳)の立場に逆転現象が起こっている。
とにかく、やることなすこと注意されてばかりなのだ。
お茶の時間に。
「・・・だから、前から言ってるけど。【考えてから、行動する】。分かる?」
私はアイスコーヒーを用意しながら頷く。
「うん、うん・・・人の話をよく聞いて、何を求められているか、自分の答えがどう受け止められるか、考えるってことだよね?」
「それ【同じこと】だから。
・・・とにかく、【考えてから行動】して!」
といった調子だ。
やりこめられるので、苦笑しながらダイニングの隣の席に着くと、
間髪入れずに
「ーーーえ、何笑ってるの?
こっちは全然おかしくないけど。
葬式の時に、笑ってる人居たら、どう思う?」
(ーーー何でやねん!!!)
譬えの飛躍加減がおかしい・・・
コーヒーを噴き出しそうになってしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1717546062752-hXB7rmnL5N.png)
数日後。
夜、私の寝室に息子が珍しく入ってきた。
眠くて内容は忘れてしまったが(これが良くない)、やはり何かを忠告していたように思う。
ふん、ふんと聞きながら、
「ーーー○○と言えば、ゆう〇が小さい頃、こんなことがあったよね・・・」
と言うと、
「ーーーいや、それ本筋じゃないから」
ピシャリとはねつけられる。
しばらくして、
「あのさ、もう11時半過ぎてるけど。
元々10分くらいの話、30分以上掛かってるけど、どういうこと?
・・・もういいわ。話終わり」
呆れたように言うので、私はうん、とベッドで伸びをして言った。
「いやでも、こんなふうにゆう〇と寝る前に話すの、懐かしくて良かったわ。
ーーーこっち来て、絵本でも読む?」
「・・・何でやねん!!!」
息子はだいぶ憤慨しながら、ドアをバタンと閉めて出て行った。
その様子を見ながら、私は溜め息と頬杖をついた。
(そうだよね。
・・・ま、しゃあない(仕方がない)か)。
![](https://assets.st-note.com/img/1717547867184-OxTrrSdZMj.jpg?width=1200)
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