ドキュメンタリー「ウィンター・オン・ファイヤー」に思う
◆地政学的に要衝である国の宿命なのでしょうか。
2013年から2014年にかけてのウクライナの民主化運動「マイダン革命」を撮ったドキュメンタリー「ウィンター・オン・ファイヤー」を2022年3月半ば(これを書いている3ヶ月ほど前)にNetflixで観ました。
◆2014年に波及したもの
観終わって考えました。マイダン革命に続くようにして2014年に台湾で「ひまわり運動」、そして香港で「雨傘運動」が起きたのは偶然だったのか必然だったのか。
ワタシ的結論。これらは時代の中で地政学的に要衝となる国々で「波及」していった(連鎖ではない)いわば必然だったのだと思います。
◆今、波及しているもの
2022年の今、遠く離れた場所と思い込んでいた東欧で起き続けていることは、東アジアの私たちの日常に大きな揺らぎを起こしています。
日本と東欧は遠く離れた場所と決め込んでいたのは、私の大きな間違いだったんだ。
現在の日本への影響。ひょっとしたらこれもまた「波及」という形で地政的な動きになるのでしょうか。そんなことを考えずにはいられません。