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フィルムアート社「映画が映画にさようならを告げている」
読むべきか読まざるべきか
「映画が映画にさようならを告げている」――なんて悲しいフレーズなんでしょう。
読んだらあまりに同感して泣いちゃうかも。フィルムアート社の新刊『映画よさようなら』
現代における映画という存在の変容と本質の再考なんだろうなあ。目を逸らしてはいけないことだし、映画の変質はヒシヒシと感じてますよ、分かってますよ。
「映画よさようなら。一切のノスタルジー抜きに、この言葉を受け取らねばならない。今や映画が映画に別れを告げており、同じ名前で呼ばれていても実のところはまるきり異なる何ものかへと変貌しつつある、いや、すでにそうなっているのだと、そのことにわれわれも気づいているのに、だが口に出して認めてはいなかっただけなのだと、望ましいかはともかくも現実を直視して、目の前の「映画」に対峙し、そして先へと進まなくてはならない。」(プロローグより)
変化の先にあるものを考えたくて買いました。
どんなことでもただ諦めるっていうのは性分に合わないのです。