リーダーの強い心の創り方実践法!
はじめに
リーダーや経営者の皆さん、日々の業務や責任感に押しつぶされそうになることはありませんか?
特に、胆力や強い心が求められる局面では、自分自身がどのようにしてその強さを手に入れるかが鍵となります。
今回は、私自身の経験をもとに、強い心をどのように作り上げるかについてお話しします。
ストレスに強い心の重要性
若い頃の苦悩
若い頃の私は、神経過敏で、常に心が不安定でした。
そして、40代で管理職になってからは、強いストレスにさらされる日々が続きました。
その結果、体調を崩し、どうしたら心を強くできるのかと悩むようになりました。
中村天風との出会い
そんな時に出会ったのが、哲学者の中村天風で、その著書「運命を拓く」でした。
この本を読んで私は衝撃を受けました。この本は私にとってまさに救いの手でした。
中村天風の哲学は、考え方や心構えの領域では終わらず、あくまでも具体的実践的な方法で強い心の作り方を教えてくれました。
これは私にとっての転機となり、心を立て直すきっかけとなりました。
その中村天風から学んだノウハウを中心に、私がやってきた効果の高い、胆力や強い心を作る具体的な実践方法をお伝えします。
実践から得た教訓とアクションプラン
感謝の習慣を持つ
教訓:毎日、感謝の気持ちを持つことが大切です。感謝の気持ちを持つことで、心がポジティブに保たれます。
アクションプラン:
毎晩寝る前に、感謝ノートを作り小さな感謝を書き出してみてください。
例えば、「今日のミーティングで部下が積極的に意見を出してくれた」
「プロジェクトが予定通り進んでいる」
「家族と楽しい時間を過ごせた」などなど、日常の些細なことでも大丈夫です。
これを続けることで、心が穏やかになり、ストレスを軽減できます。
自己肯定感を高める
教訓:自分の良いところや成功体験を意識的に振り返ることが重要です。心理学者のアドラーは、「人は自分にOKが出せて初めて、他人にもOKが出せる」と言っています。
このことで自信を持って困難に立ち向かう力となります。
アクションプラン:
週に一度、自分が達成したことや成功体験を感謝ノートに書き留めてみましょう。
そして、それを読み返すことで自己肯定感を高めることができます。
この習慣は、自信を持って困難に立ち向かう力となります。
オープンなコミュニケーションを心掛ける
教訓:効果的なコミュニケーションは、リーダーシップの基盤です。
オープンな対話を通じて、チームメンバーとの信頼関係を築くことが大切です。
リーダーがオープンになることで、部下との心理的距離感が一気に縮まります。
アクションプラン:
定期的にチームメンバーとの1対1のミーティングを行い、彼らの意見や悩みを聞く時間を作りましょう。
例え10分でも15分でもフランクに話すことが重要で、リーダーが聴き役に徹することで、信頼関係が築かれ、チーム全体の士気を高めることができます。
私自身も、この取り組みを通じて多くのプロジェクトを成功に導くことができました。
4.瞑想とリラックス法の導入
教訓:心の安定を保つためには、瞑想やリラックス法が効果的です。
これらの方法を取り入れることで、ストレスを管理しやすくなります。
毎朝5分間の瞑想を取り入れてみてください。
静かな場所で座り、呼吸に意識を集中させるだけでも効果があります。
また、夜にリラックスできる音楽を聴いたり、軽いストレッチをすることで、心と体をリフレッシュさせる習慣をつけましょう。
5.メンターやコーチをつける
教訓:信頼できるメンターやコーチがいることは、心の強さを維持するために非常に有益です。
大谷翔平さんは、アメリカに渡って最初のスランプに遭遇した時に、イチローさんの所に行って勇気づけられたそうです。
困難な状況でアドバイスを求められる存在があることで、精神的な支えとなります。
アクションプラン:
自分の業界や関心のある分野で尊敬できる人を見つけ、その人に思い切ってアプローチしてみましょう。
定期的に相談する時間を設けることで、新たな視点や解決策を得ることができます。
また、多くの経営者の方々が、私のようなエグゼクティブコーチをつける事が多くなっています。
まとめ
中村天風の哲学は、多くの経営者やリーダーに受け継がれ、その効果は実証されています。
私自身もこの教えを15年以上にわたり学び、特に中村天風が作った「心身統一法」を実践し、成果を上げてきました。
皆さんも、心の強さを手に入れるために、ぜひ一度中村天風の書籍に触れてみてください。
心の強さはリーダーとして成果を上げて行くために不可欠です。
心を強くする実践方法を学び、ストレスに打ち勝ち、チームを導く力を手に入れましょう。