よちよちある記#669『春の兆し』
寒い寒い…
なんて言ってはいても
朝の厳しい冷え込みから一転
日中の日差しのぽかぽか具合は
だんだんと力強さを増してきてて
穏やかなあたたかさ
数字が表す以上に
体感としてはとてもあたたかい
ひと桁台の最高氣温とは
到底思えないほどのあたたかな陽氣
お天道さんは偉大だなぁ
あと半月ほどで暦の上では春
待ち遠しかった春も
もう少しでやってくるんだな
春を代表する花のひとつ
沈丁花の蕾がふっくらと膨らみ
色もハッキリとついてきてる
こういうささやかな変化を見つけては
ほっこりといい氣持ちになる
まだ小さな虫たちはお休み中だし
木の実もなくなってるし
鳥たちはお腹をすかせてるだろうな
もう少しの辛抱だ
去年はあの沈丁花の香りを
楽しみ損ねちゃったから
今年こそはちゃんと味わいたいなぁ
パッと開いた花に鼻を近づけて
その香りを楽しむ梅の香りもいいけれど
目で見つけるよりも先に
その香りで花の存在を知る
さすが
三大香木に数えられるだけのことはある
風に乗ってふんわりと
いい香りを見つけ
周りをウロウロして
その主を見つけるあの感じ
宝探しみたいなあの感じ
サイコー
みなさんも
ちょっと氣に留めておいてね
きっとあの香りに出会ったら感動するよ
今日はどんな変化を発見できるだろう
今日もいい1日✨