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ワルシャワ冬日記 国立博物館へ行く 2025年1月12日
上の記事で触れたユゼフ・ヘウモンスキの展覧会を夫の幼なじみと見に行った。予想以上に混んでいて非常に見づらかったというのが正直な感想だ。みな思い思いに感想を言い合いながら鑑賞しているので日本の静まりかえった美術館博物館の趣はない。だいぶがやがやしている。子供が思いっきり油絵の表面や額をベタベタ触りながら歩き回っていたので思わず手を掴んで止めてしまった。めっちゃ怖がらせてもうた、すまんな。でも触らないで親御さんどこや。としていたらお姉さんに回収されていった。
映画「農民」の影響もあるのだろう、関心の高さが伺える繁盛ぶり。東博でたびたびみる現象だなぁ国民的画家の特別展だものなぁと思いながら頑張って背の高い人たちの間を縫って鑑賞した。
馬が超上手い人()だということは分かった。ただ白の絵の具の使い方、光線の描き方は微妙だなぁと思うものも多かった。個人的には日の落ちたあとの薄暗い風景を描いたものはどれもよくできているなぁと思った。と言いながらそれらの写真撮ってたなかった。
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2時間ほど鑑賞したあとは、常設展のエジプトコーナーに向かった。ポーランドはエジプト考古学が強く、かなりの規模、量のコレクションを誇る。幼なじみは大学で考古学専攻だったので色々解説してもらいながら見れた。
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その後はスーダンのファラス大聖堂ギャラリーへ。正直ここが今日のハイライトだった。
ポーランドの考古学チームが発掘した大聖堂で、8世紀から14世紀にかけて描かれたキリスト教壁画をワルシャワ博物館の保存修復家たちの働きのもと壁ごと取り出し、スーダンの博物館とそれら資料を合意のもと分け合って収蔵したらしい。大聖堂の空間を再現した展示スペースに実物の壁画が設置され、大変見応えがあった。見とれてほぼ写真撮ってない。壁画以外にも工芸品の展示コーナーも充実していた。アジア・アフリカとのつながりを感じさせるヌビア美術、コプト美術を味わえる。
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今日は帰宅後なぜか気分が超落ち込んでしまい、日記も適当な感想しか書けない。いろいろ発見や学びはあったんだけども。
ビタミンDを毎日飲んではいるものの日照不足による鬱がそろそろやってきた気がする。この状態が不機嫌に見えるようで夫と軽く口論になってしまったのでさらに落ち込んだ。不機嫌っていうよりエネルギー出ないんす…あと風呂の不自由のストレスも地味に溜まってきている…けど言ったところですぐ直るわけでもないから黙ってやり過ごそうとしてるんす…というのを空気を悪くせず伝える術を身に着けたいと毎度の滞在で思ってる気がする。どうしたらいいんだろう。