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Dreams/FLEETWOOD MAC
「雷は雨が降っている時に鳴るものよ。バンドのみんなはあなたが演奏している時だけ好きなの。ねえ、女の子は来ては去っていくものだっていうことは、あなたが雨に洗い流されてきれいになればわかるかしら。」
うぐがフリートウッド・マックを聴きまくっていたころに一番好きな曲がこれでした。(今年の1月にとりあげた「Hold Me」からはちょっと後の時期です。)
その頃高校に通いながらバイトしていて、日曜日は朝早かったのでバスに揺られながらカセットテープに録音したフリートウッド・マックのベスト盤を聴きながら通っていました。うーん。今考えるとシブい高校生かも(笑)
当時の彼らはメンバー間の恋愛・婚姻関係に別れを告げようとしていたようです。だからこんな辛い曲ができたのかなあと思いました。そんなことも知らずに雨の日の日曜日はこの曲を聴いてアンニュイな気分になりながら高校生のわたしはバイトに向かっていたのでした(笑)
『Rumours』(1977)収録。ビルボード全米チャートでは1位を獲得。シングルカット当時のB面は「Songbird」で、この曲もよくステージで歌われていた。2020年の終わりごろ、TikTokユーザーにこの曲が使われSpotifyチャート等にランクインして小ヒットした。