今日の読書
「きみは嘘つき」
寺地はるなさん、額賀澪さん、椰月美智子さん、彩瀬まるさん、中澤日菜子さん、加藤千恵さん、六人の女性作家さんによる、嘘をテーマにしたアンソロジーです
何とも贅沢でした。
嘘をテーマにしていますが、ライトなもの、誰かのための優しい嘘が多かった印象でした。
それでも嘘をついてしまい告白できない辛さや、嘘をつかれた怒りなどに共感します。
加藤千恵さんの「読書する女の子」は、嘘の重みをずっしりと感じられて、その後のことを考えるとドキドキしちゃいました。
私は嘘をつくのはあまり好きではありません。
自分や人を偽るのはやっぱりどこかで負い目を感じます。
でもホラは好きです。嘘とわかってるところで嘘をつくのは、楽しいです。想像力が広がっていきます。小説や映画が好きなのは、そんな私だからなんでしょうね。
現実と想像の世界の狭間を自由に行き来して生きてます。