私の出来る防災教育 #未来のためにできること
教育ってなんだろう
教育は私たちの社会にとってとても大切なものです。人々の考える力や判断する力、そして自分の意見を表現する力を育てます。しかし、政治が教育に介入すると、本来の目的が阻まれることがあります。
教育は、自分の考えを持ち、それを自由に表現する能力を育てるべきです。違った意見を持つことや、それについて議論することは、人々の成長や社会の進歩に欠かせません。でも、政治が教育に影響を与えると、自由に意見を言えなくなることがあります。先生や学校が特定の考えを押し付けると、一方的な考え方が強まり、多様な意見が尊重されなくなります。
教育は、幅広い知識や多様な考え方を学ぶ場であるべきです。特定の政治的な意図が教育に入り込むと、その多様性が失われるかもしれません。
義務教育でしっかりと防災教育を学ぶ必要性
私が最も伝えたいのは、義務教育の中で防災教育を徹底することの重要性です。災害はいつ起こるかわかりません。そのためには、普段からの準備と知識が大切です。特に子供たちが自分自身の安全を守る方法を学び、緊急時に冷静に行動できるようにすることが必要です。
過去の失敗を繰り返さないために
2011年の東日本大震災は、多くの命が失われ、甚大な被害をもたらしました。この災害から得た教訓を活かし、次世代に災害への備えを教育することは、私たちの責任です。その時適切な行動が取れれば、被害を減らすことができた場面も多くありました。
私の防災活動
私は「ぼうさいNURIE」というツールを使って、子供たちに災害を想像し、備えることの大切さを教えています。この活動を通じて、子供たちが災害に対する備えの大切さを理解し、自分たちの安全を守るために何が必要か考える力を身につけることを目指しています。
私は38年間にわたり防災訓練に携わってきましたが、今の防災訓練では今後起こる大規模災害に対応できないのではないかと懸念しています。これからの教育には、実際の状況を想定した実践的な訓練が必要です。防災教育は、単に知識を教えるだけでなく、実際の行動に移せる力を育てることが重要です。これが、未来のために私たちができる最も重要なことの一つなのです。