「Apple Watch 8」を「Apple Watch 10」に買い替えて1ヶ月が経ったのでレポートします
小説に関係のない話です。
1ヶ月前に「Apple Watch series 10」(以下、「Apple Watch 10」)を買いました。僕は初代Apple WatchからずっとApple Watchを使い続けてきました。
最近は新作が出てもそこまで新機能が増えなくなったので、買い替える頻度は減ってきていましたが、わずか2年で新しいモデルを買ってしまいました。
今年はiPhone 10も買ったので、Apple Watchまで買い替えるつもりはなかったのですが、車を整備していたらApple Watchの画面に傷をつけてしまい、その傷を毎日見ていたら、いつの間にかクリックしてしまいました。
僕はランニングに使うので、軽量なアルミニウムモデルを購入しました。走っていて数値が視認しやすいように、46mmを選択。
今まで使っていたApple Watch 8とApple Watch 10を比較してみます。
ディスプレイサイズ
Apple Watch 8とApple Watch 10の最大の違いはい、ディスプレイサイズ。45mmから46mmに大型化している。比べれば見た目でもわかる。逆に比べないと大きいかどうかはよくわからない差だ。
大型化した影響か、ベゼルは太くなっている。湾曲した部分なのでそれほど目立つわけじゃないけど、白い文字盤を選ぶとちょっとかっこ悪い。
ディスプレイ
Apple Watch 10は「広視野角OLED」を採用。斜めから見た場合でも文字盤を視認できる。屋外ランニングするときはペースが見やすくて便利。
輝度はApple Watch 9と同じだけど、Apple Watch 8からだと2倍になっている。
睡眠機能
Apple Watch 10の新しい機能が「睡眠時無呼吸の通知」だ。一ヶ月ぐらい使った後、睡眠時無呼吸だと通知してくれるヘルスチェックできる便利な機能。一ヶ月近く使ったけど、今のところ通知してくれない。「呼吸の乱れ」はずっと「高くない」なので、多分問題ないのだろう。
当たり前だけど、計測するには就寝中にApple Watchを装着する必要がある。Apple Watchは薄くて軽いので、寝ている時につけても違和感はないけど、そうすると「いつ充電するか」問題が起きる。
Apple Watch 10は高速充電に対応しているから比較的早く充電できるけど、それでも充電中はApple Watchを外さないといけない。
僕の場合、入浴中と朝起きてから数時間で充電するようにしている。
潜水機能
Apple Watch 10は、6メートルまで測定できる水深計と水温センサーを内蔵している。今まではApple Watch Ultraにあった機能。スキューバなどマリンスポーツする人には重宝するだろうが、僕が使う機会はなさそう。
チップ性能
Apple Watch 8からApple Watch 10ではチップ性能がアップデートされていてる。Apple Watch 10に触ると動作がキビキビしているのがすぐにわかる。
Apple Watch 8を使っていて一番の不満は、動きが緩慢なところだったので、これは嬉しい。
でも、iPhoneと通信する機能は、まだまだ遅く感じる。たとえば「リマインダー」などは表示するにも時間がかかることがあるし、更新も遅い。Bluetoothで通信する限界ということもないと思うけど。
もうひとつApple Watch 8からの買い替えだと、新しい機能になるのが「ダブルタップジェスチャー」だ。親指と人差し指をダブルタップすると、画面に触れなくても、Apple Watchを操作できる。
両手を使わないと操作できないのはApple Watchの不便な部分なので期待していた機能だけど、想定外な点があった。
それは、AssistiveTouchと同時併用ができないことだ。
Apple Watch 8でも「アクセシビリティ」の「AssistiveTouch」を使うと、ダブルタップジェスチャと似たことができる。ただ、「AssistiveTouch」は、ジェスチャで機能を呼び出す必要があるので、呼び出しが不要なダブルタップジェスチャの方が便利だと思ったけど、ダブルタップジェスチャは1つの動作しか対応していない。
「AssistiveTouch」は、ダブルタップ以外にもタップ、クレンチ、ダブルクレンチと4つのジェスチャに動作を割り当てることができる。
ダブルタップジェスチャとAssistiveTouchが併用できれば一番ベストだったんだけど。
それでも、スマートスタックを起動できて、通知を見ることができるダブルタップジェスチャを今のところは使っている。
バッテリー機能
最大バッテリー駆動時間は変わらないけど、Apple Watch 10の方がより高速な充電に対応している。就寝中に装着すると充電時間の確保が課題になるので、短い時間で充電できるののは嬉しい。
重さ
Apple Watchは薄型化かつ軽量化している。アルミニウムモデルで、2.4g軽くなっている。軽くなったことは体感できるほどではないが、本体が薄くなり、バンドの付け根が腕側に1mm近くなったことで、腕によりフィットした気がする。
容量
Apple Watch 8からだと、容量が32GBから64GBに増量されている。音楽データをコピーしてApple Watch単体で音楽を楽しむ人には良い変更かと。
マイクとスピーカー
Apple Watch 10は、単体でメディアの音を再生できる。AirPods Proなどのイヤホンで音楽を聴く人が多いとは思うけど、手元にイヤホンがなく音楽を聴きたいときなどには便利かも。
マイクには「声を分離」機能を搭載した。Apple Watchに会話する場合には、人の声が聞きやすくなるらしい。イヤホンで通話する場合は意味がないけど。
ジャイロスコープ
Apple Watch 9から「ハイダイナミックジャイロスコープ」機能を搭載している。どう違うかよくわからないけど、「無呼吸睡眠」機能などに使われているのかな。
まとめ
Apple Watch 8とApple Watch 10では、見た目と性能は多少違うけど、正直に言って買い替えるほどの価値があるとは感じませんでした。画面を傷つけなかったら、買い替えなかったでしょう。
ただ、動作がキビキビ動くようになったことと少しだけ薄型化したことで買い替えたことを後悔はしていません。
Apple Watch 6以前のディスプレイがより小さいモデルからなら買い替えても良いかもしれません。
著者初の単行本形式の小説「夏のピルグリム」がポプラ社より発売中です。「ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作です。よろしかったら書店で手に取ってみてください。善い物語です!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?