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「2024年本屋大賞」発表
2024年本屋大賞が発表されました。今年の受賞作は「成瀬は天下を取りにいく」でした(タイトル画像は、「本屋大賞」のサイトより)。
とても面白かったです。タイトルも素晴らしいですし、登場人物全員がキラキラ輝いていました。
㊗️宮島未奈🎊
— 新潮社出版部文芸 (@Shincho_Bungei) April 10, 2024
✨『成瀬は天下を取りにいく』✨
👑2024年 本屋大賞 受賞!👑
応援してくださった書店員さん、
読者の皆さま、ありがとうございます!!
最高の主人公が、
“膳所から世界へ!”🎉
続編『成瀬は信じた道をいく』とあわせて、引き続きどうぞ宜しくお願いします!!😊#成天 #成信 pic.twitter.com/prlX9NKhxI
今年の本屋大賞は昨年までとは違った感じで観ていました。それは、自分が昨年商業デビューしたからです。
もちろん、拙作が本屋大賞に選ばれる可能性はありません。ノミネートにされているわけもなく、そもそも本屋大賞を文庫本が受賞した例はありません(別に対象を単行本に絞っているわけではないはずで、過去には文庫本がノミネートされた事例はあります)。
出版業界にとって本屋大賞は、芥川賞・直木賞の発表と同じぐらい大きなイベントになっている気がします。
小説家が受賞作を選出する芥川賞・直木賞と違うのは、書店員さんが売りたい本を選ぶことです。書店員さんが自分で読んで、他の人に読んでもらいたい本を選んでいると思います。
人に勧めることができるということは、相当気に入っている本ということでしょう。
たくさんの書店員に勧めてもらえるなんて羨ましいというか、目標にしたいです。
次回作を刊行することができたら、夢を見たいですね。夢は見ないと叶いませんので。
「本屋大賞」は回を重ねて規模も徐々に大きくなっていきましたが、手作りのお祭りという感じがいいですね。書店員のボランティアの方が運営されていて、忙しいのに熱心に活動されている姿には頭が下がります。
審査員が選定している映画の日本アカデミー賞、音楽業界のレコード大賞とはまた違い、販売の現場が選ぶこの賞を大事にしていけたらいいですね。