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ここはどこなんだろう?

割引あり

前回まで、少しの変化も見逃さないことの重要性について、お伝えしてきました。

ところであなたは、認知症にどんなイメージを持っていますか?

何もわからなくなる?
身の回りのことができない?
会話が成り立たない?

こんなイメージ、あるかもしれませんね。もちろん症状や進行状態によってはそんな場合も考えられるかもしれません。ところが一見して認知症とはわからないような方も、実は少なくないのです。

わたしが過去にお手伝いさせていただいた、認知症状をお持ちのお客さまも、皆さま進行の状態や認知症の種類によって、症状は10人いれば10通り。本当にさまざまな方がいらっしゃいました。

「いずれ自分もお世話になるだろうから」

そうおっしゃって、介護施設を見学してみたいと、相談にみえた70代前半の女性Yさん。

着ているお洋服や持っているバッグなどから、おしゃれな女性であることがわかります。お話しぶりは穏やかではありますが、ご自分の希望をしっかりお話しいただける、自立した女性という印象でした。

ところが、いずれ自分もお世話になると思ったきっかけを尋ねたところ、驚きの出来事を告白してくださったのです。

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