読書日記.15「ベスト・パートナーになるために」
ジョングレイさんの本を読みたく、この本を手に取りました。
【概要】
・愛情には春夏秋冬のような周期的な感情変化が必ず起こる
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春:すべてが美しく、思い通りに。苦労も不要
夏:幻滅を感じ始めるように。思い通りにならないと相手を非難し諦めてしまう
→パートナーが必要としていることを認識、理解し、その線に沿って自分の方から何らかの形で働きかけが必要。自分の方から相手に望みたいことを伝える
秋:より成熟した愛情の交換を経験できる。お互いに感情をさらけ出し、感謝し合えるゴールデンタイム
冬:自分の殻に閉じこもるように。
→相手のことでなく自分自身のことを見つめ直す必要。それぞれ独力で成長する期間
→ふたたび春に
・自分や相手に期待しない。忍耐強く、段階を一歩ずつ踏んで、相当な時間をかけ自分のものにしていくもの。
・男性:自分の助力が相手に肯定的な影響を与えていないと感じると、その人間関係ら生活を続けられなくなる。自分が誰かに受け入れられ、認められて頼られているという実感を持つようにしないと。恋をすると、利己的な自分から脱皮し、自分は人の力にもなれるのだと自信を持つと、持てる限りの最大を尽くすようになる。
・女性: 相手からの同情、理解、なぐさめ、自分の行動は正しいと認めてもらうことを強く求め、それが満たされると立ち直れる。
→自分の話を納得いくまで聞いてもらい、理解、同情してもらえたと実感できた時、女性は相手に愛されていると確信できる
・女性は恋愛関係に入ると、相手を人間的に成長させ仕事や出世の手助けをしなければと義務感に駆られる。一方、男性は現在の自分を100%無条件で受け入れてくれることを求めている。
・男性は自らの能力によって達成された結果により自己証明する。目的達成と成功により初めて、基本的な人生の充実感を味わえる。
・女性の人生の充足度は、フィーリングと人間関係の質に大きく左右。相手との深い心の交流と親密な関係に生きがいを見出す。自分の思いを誰かに伝え分かち合うことの方が、目的や成功を達成するより大切。
・本当に幸せな愛情生活を求めるなら、自分の手でつかみにいかないといけない。求め方が大切。(女性は相手に愛情や思いやりある扱いを求めることを恐れ、フラストレーションや絶望感に苛まれることが多い)
・待つのをやめる(彼は本当に自分の支えを必要としてるなら彼女の方から言ってくるはずだ。言わないなら満足しているのだと思っている)
➀いつもやっくれていることを「当然のことだ」と思わない。やってくれた際、大いに感謝を伝える。無理なことは頼まず、日頃の細かな雑用程度のお願いをする
・依頼は間接的な言い方だと伝わらないので、「〜しようよ」「〜してほしいの」という。
➁相手に選択の自由を与えた方が断りにくい
より多くの要求をする時、彼が「NO」と答えても構わないという雰囲気と反応を示すことが大切。彼に拒否する自由と安心感を与える。※例え彼から拒否されても構わないという場合に限り使う
➂自分の要求を必ず通すには、要求を出した後は沈黙を守り続けること。彼が抵抗の声をだすのは、NOではなく、Yesと答えようとするためのプロセス。
・人の心理は90:10
心の乱れの90%は自分の過去に関係がある。直接的なパートナーの影響は10%
【感想】
恋愛感情には春夏秋冬があるというのに納得しました。いまは夏だな、いまは冬だな、と2人でお互いに認識するのが大事だと思いましたし、男性は無条件に受け入れ、困った時は1人にさせてあげる大切さを学びました。
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