[詩]大人ニキビ
すっと寝ればいいはずなのに
僕は、夜の虫と生きてるみたいに
ずっと屁理屈ばっかりだね
こんな胸の内を夜に沈めた
今、降りだした雨は
明日もまた降るのだろうか?
ネオンの明かりが愛おしくて
胸に灯るのは、寂しさだった
今夜も、君がいてくれる
画面のなかだけだけど
愛してる、愛してる
いつの日か現実になればいいのに
そう言ってまた3時に寝る
明日の朝になれば
また、寝不足引きずって
満員電車にからだと心沈める
それは何故か自分じゃないみたい
自由になれる夕方まであとどれくらいなの?
顔にできたニキビを
いじってたら大きくなるように
悲しみが大きくなっていく
君がいてくれたそんな時間を
今夜も僕は追っている
あぁ、誰か助けてよ
記憶の要領の悪さを
嘆いて、嘆いて また3時に眠る
人と比べても幸せにはなれないって
人生の先駆者が言った言葉
確かに、幸せなんて人それぞれ違うし
皆が同じ幸せ目指してたら
全員が幸せになれるなんて思えないから
だから、大事なことはさ
年齢とか他人に縛られずに
自分の心を豊かにしていけば
それでいい、それでいい
これまで描いた人生を
誰よりも愛して生きていく