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Photo by
inagakijunya
[詩]青春
放課後の窓辺に、君が立っていて
目が合うと隠れてしまった
僕らは目が合うだけ
特に会話もなく
子供のように、求め合ってばかりで
青春とは呼ばれてるけど
それは絵に描いた餅のよう
実際は爽やかな青色じゃなくて
どっちかと言えば、生臭い青色だ
過去をばかり振り返ってしまう
僕はいつだって、ずる賢いや
だけど、大人になってからも
ときめきさえあれば
心に、青春の風が吹き抜ける
お前って暗いや
もう少し楽に生きろって
言われても分からなかった
でも、マイナス思考から
プラスは産まれなかった
大人になってからも
新しく生きる人もいるから
人生って何度でもやり直せる
将来ばかりが不安になってしまう
僕はいつだって、悲しいや
だけど、愛が燃え尽きた夜でも
ときめきさえあれば
何歳になっても
誰であっても
心に、青春の風が吹き抜ける