第9回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~誕生日をみんなでお祝いできるチームにする~
こんにちは。
今日のテーマは「誕生日をみんなでお祝いできるチームにする」
これを組織長として展開していくべき理由は3つあります。
一つは、老若男女を問わず、誕生日はお祝いされて誰も嫌な気持ちになることはないということです。みんなにお祝いされることで、自分は良いチームに所属しているという実感を得ることができます。二つ目は、誕生日はみんな1年に1回、平等に来るということです。ここでは新入社員も社長も違いはありません。上司として部下の誕生日をお祝いすることは、チーム構成員を公平・公正にみているということをアピールできる機会であるとも言えます。そして3つ目は、お祝いされると、その分を仕事でも頑張ろうといった気持ちになってくれるということです。組織の業績向上に直結する取り組みと言えます。
お祝いのコツですが、まず、チームの全体会議やみんなの前でお祝いをしましょう。全員で拍手を送り、本人からも一言、この1年の抱負を貰うのです。そして、上司であるみなさんは誕生日プレゼントを渡しましょう。高価なものである必要はなく、千円程度のお菓子で十分でしょう。ポイントは、必ず直筆のメッセージを付けるということです。そこに日頃の感謝の思いをこめていきましょう。部下のみなさんはきっと喜んでくれます。では、50人の部下がいると年間で5万円の出費になる、、ということですが、そこをケチってはいけません。そもそも部下全員と飲みに行ったりできますか?どうしても一部の人と行きがちですよね。このプレゼントは、全員一律に平等に感謝の意を伝える最良の機会と思ってください。全員と平等に飲みに行くよりもよっぽど安いはずです。
またあなたの上司の誕生日をお祝いすることも忘れないようにしましょう。これもチーム構成員全員でお祝いをするのです。あなたの上司もきっと喜んでくれますよ。誕生日は4月生まれの人もいると思いますので、4月に着任したらすぐに勇気をもって始めてみましょう。最初は恥ずかしいかもしれませんが、次第に慣れてきます。そしてそのような文化が、部、課、チームに根付いていくことは間違いなしです。
2022年12月3日
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