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最近の記事
第16回「なりたいリーダーになる!」(成果を出すための組織マネジメント)~部門横断の一体感を創るためにワークショップをする~
こんにちは。 今日のテーマは「部門横断の一体感を創るためにワークショップをする」です。 部署間や部門間というのはどうしても利害関係も対立しがちで、また仲も悪いことが多いかと思います。本社と現場、製造と製造など、とかく主張が折り合わないということがあります。また現場間でも、部署が違えば部分最適に陥りがちであり、なかなか全体最適で物事を考えることができないといったことも多くあります。 こんなときには「部門横断の一体感を創るためにワークショップをする」ことを私は推奨しています。
第14回「なりたいリーダーになる!」ためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~昇格要件や育成状況をカルテで管理する~
こんにちは。 今日のテーマは「昇格要件や育成状況をカルテで管理する」です。 前回は「部下の昇格には全力を注げ」ということをお話しました。その部下の昇格のサポートのためには、部下の昇格要件とその進捗を見える化しておくことが有効です。とは言っても、何も難しく考える必要はありません。部下をエクセル表などで一覧にして、人事が定める昇格要件と過年度の評価、自己啓発の状況など昇格に関する充足度を見える化しておけば良いのです。そして、この表は本人に開示する必要はありませんが、リーダーのみ
第13回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~部下の昇格には全力を注げ~
こんにちは。 今日のテーマは「部下の昇格には全力を注げ」です。 部下が順調に昇格できるかはあなたの上司としての力量が問われています。あらゆる手段を使って部下を昇格できるようにあなたの全力を注いでください。そのためのポイントは3つあります。 初めに、まず部下をその気にさせてください。部下の中には昇格に興味がないとか、どうでも良いという人もいますが、昇格してマイナスとなることは一切なくプラスしかありません。会社において従事する仕事の幅や範囲、つまり選択肢が広がりますし、何より
第12回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~組織力を強化すると品質も向上する真理~
こんにちは。 今日のテーマは「組織力を強化すると品質も向上する」です。 これは私が現場でマネジメントをした際に行き着いた真理、一番の悟りとも言えるかもしれません。言い換えると、「品質やアウトプットを上げようと思えば、まずは組織力やマネジメントを強化しなさい」ということです。 私がマネジメントを任された職場は、品質低下や離職率の高さなど、課題の多い状況でした。手前味噌ながら、そのような状況を立て直すために、当時、本部から現場に送り込まれたのでした。 その際に私がまず初めに
第11回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~1on1は困りごとがないかを確認する~
こんにちは。 今日のテーマは「1on1は困りごとがないかを確認する」です。 実は私は数年前に課長になったとき、世の中にまだ1on1という言葉が広まっていない頃から、先駆けて1on1を取り入れて実施していました。社内でも今でこそ人事が旗を振って全社に取り入れていますが、恐らく、私が先んじて最初に取り入れていたと自負しています。 1on1の目的はいろいろとあり、もちろん本人の育成や将来のキャリアにつながるような1on1が実施できれば理想ですが、私は以下の2つの目的が達成できれ
第10回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~マネジャー達をいかに巻き込むかがポイント~
こんにちは。 今日のテーマは「マネジャー達をいかに巻き込むかがポイント」です。 まずあなたがリーダ、部長、課長になったときに、これだけはやっておかないとうまく行かないというポイントがあります。それは、あなたのすぐ下にいるマネジャー陣をしっかりと巻き込み、信頼関係を作り、日々の部下の仕事や育成は任せられるような状態にしておくことです。つまりマネジャーにさえ方向感を指示さえしておけば、組織が回る状態にするということになります。 そのためには、マネジャーには組織の向かうべき方向
第9回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための組織マネジメント)~誕生日をみんなでお祝いできるチームにする~
こんにちは。 今日のテーマは「誕生日をみんなでお祝いできるチームにする」 これを組織長として展開していくべき理由は3つあります。 一つは、老若男女を問わず、誕生日はお祝いされて誰も嫌な気持ちになることはないということです。みんなにお祝いされることで、自分は良いチームに所属しているという実感を得ることができます。二つ目は、誕生日はみんな1年に1回、平等に来るということです。ここでは新入社員も社長も違いはありません。上司として部下の誕生日をお祝いすることは、チーム構成員を公平
第8回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための最強の組織マネジメント)~リーダーだけががんばりすぎない(リーダーはリーダーがすべきことをやる)~
こんにちは。 今日のテーマは「リーダーだけががんばりすぎない」です。 私の最初のチームはいきなり30名ほどの巨大なユニットでした。 マネジメントしてみて数か月でまずたどり着いた真理があります。 それは「リーダーだけががんばりすぎない」「リーダーはリーダーがすべきことをやる」です。 リーダーが一生懸命やっても、せいぜい1が、どんなにスーパーマンでも1.5になるくらいでしょう。しかしながら30人のチーム員全体の力を最大限に引き出せばチームの力は最低でも30、うまくいけば45く
第7回「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための最強の組織マネジメント)~着任後の4月からすぐに考えられることはすべて取り組みなさい~
こんにちは。 今日のテーマは「着任後の施策は4月からすぐにやりなさい」です。 所信表明演説の重要性は前回お伝えしましたが、マネジメントが考えていることは、すべて着任直後の4月当初から実行に移すということが非常に大切です。 具体的にはPDCAサイクルを回すための週次や月次でのミーティングやチーム員の誕生日をお祝いするといった取り組みが特にこれに当てはまります。3か月くらいたって落ち着いた7月くらいから突然、PDCAサイクルを回すためのミーティングをはじめたり、チーム員の誕生
第3回 「できるリーダー」と誰でも言われるようになるためのコツ(成果を出すための最強の組織マネジメント)~マネジメントには周到な準備が大切~
こんにちは。 第3回目のテーマは、「マネジメントには周到な準備が大切」の続きです。繰り返しになりますが、マネジメントの成功の8割くらいはこの事前の準備で決まるのではないかと私は思っています。 2.所信表明演説を考えておく 着任したら初日、遅くとも1週間以内に全チーム員を集めて、あなたの所信表明演説を行います。国家の元首や会社の社長と一緒ですね。 そこではあなたも着任直後でまだ仕事の中身はわからないかと思いますので、そのような内容に触れる必要はありません。あなたがどんなチー