そうだ、『かかりつけ薬剤師さん』に聞いてみよう 〜双極性障害の頭の中 69
みなさん、こんにちは。
双極性障害2型(双極症)のフツーの会社員、パピヨンです。
最近モヤモヤと薬のことが気になっていたので、思い切って薬剤師さんに相談してみたので記録します。
◾️薬剤師という仕事の重要性
私は『薬剤師』さんを医者と同じくらい、とても重要なお仕事だと考えています。
そもそも、私が7年かかって双極性障害の診断に至ったきっかけは薬剤師さんの存在でした。↓↓
この薬剤師さん(今もお世話にはなっている)は、かなりぶっきらぼうで感じが悪いのですが(笑)
診断の恩人でもあるので、きっと優秀なのだと思います。(ホント、愛想無いけども)
この出来事がきっかけで、薬剤師さんはただ薬を出している訳ではなく、様々な知識を持ってお仕事されていらっしゃるのだなーと、認識しました。
◾️『かかりつけ薬剤師』がいます
私は上記の薬剤師さんとは別に、精神科の薬をもらいに行っている薬局に『かかりつけ薬剤師』さんをお願いしています。
私よりもずっと若い女性の薬剤師さんですが、とても話しやすい雰囲気を作ってくれる方で、信頼している薬剤師さんです。
『かかりつけ薬剤師』というものをご存知無い方もいらっしゃるかもしれないので、一応注釈を入れておきます。
ちなみに『かかりつけ薬剤師』は有償です。
ケースバイケースですが一回の処方につき60円〜100円程度かかります。
必要のない方には無駄と思われるかもしれませんが、長く薬を服薬している私には、1人の薬剤師さんがトータルで管理してくれるこのシステムは高く無いと思っています。
◾️質問の多い患者
私はとにかく色々調べることが好きです。
病気のこと、薬のこと。
専門書を読み、動画を観て…調べ過ぎて不安になるほど調べます(笑)。
だからこそ、最終的には専門家の生の意見が聞きたいのです。
特に向精神薬に関することは、1番気になるところです。
私の周囲には、精神疾患者がいません。
双極性障害の人にはリアルで会ったこともありません。
自分の処方箋が客観的に見て“普通”なのか、とても気になるのです。
また、主治医が他の患者さんにはどんな風に薬を出しているのかも気になります。
どこまでも“比べる”ことをやめられない。
前回、ベンゾジアゼピンを長く飲んでいるという記事を書きました。↓↓
このことについても、かかりつけ薬剤師さんに聞いてみました。
「色々見ちゃうと不安になりますよね」
まず、共感を寄せてくれました。
そして、
「◯◯先生(主治医)は、必要最低限しか出されない印象ですね。1/2錠、1/4錠と、丁寧に細かく指示されることも多いです。今出されている量は用量から考えても決して多くはありませんし、先生がお考えになっている最低限で継続ということだと思いますよ」
と教えてくださいました。
また『常用量依存』やベンゾジアゼピンについて、治療に影響が無いよう言葉を選びながらも、薬剤師目線で色々と教えてくれました。
さすがに薬のプロです。
こんなマニアックな質問してくる患者もそうそういないですよね(笑)
精神科の5分診療ではなかなか聞きづらい質問なので、とても助かりましたし、安心できました。
また投薬の今後のプランなども主治医に言われた場合は必ず薬剤師さんに伝えるようにしています。
私が忘れていることも、
「◯◯の減薬のお話、その後どうなりました?」
と確認してくれるので、「あぁ、そうだった!次回聞かなきゃ」と思い出したり。
話したことを全部記録してくださってるので安心です。
ちなみに、5月の海外出張の際に英語版の薬の説明書を携帯することを提案してくれたのも『かかりつけ薬剤師』さんです。
大使館のサイトなど持ち込み可能な薬か、ネットで色々と調べてくださいました。
他の薬局でもらった薬も全部チェックしていただけるので、本当に信頼しています。
あとは、女性同士というのも話しやすいですねー。
彼女も私と同じく片頭痛持ちだそうで、最近片頭痛のジェネリックが入手しにくくなっていること、この薬局に在庫がどのくらいあるかなど、細かく相談に乗ってくれます。
薬剤師のみなさん、いつも本当にありがとうございます!
とても尊いお仕事だと思います。
これからもお世話になります。