みなさん、こんにちは。
双極性障害2型(双極症)のフツーの会社員、パピヨンです。
2017年の夏、私は“抑うつ状態”との診断を受け、2ヶ月弱の休職をしました。
その際に残していた『休職日記』を6年後の今、振り返ってみようと思います。
前回の日記↓↓
第10回目は、『主治医に嘘をつく』編です。
会社の産業医に「休職の延長」と「行きたい所に行ってこい」というナゾの処方箋を言い渡され、それを主治医に伝えにクリニックへ向かったのでした。
産業医と主治医の意見が一致して正式に『休職延長』が決まりました。
しかし、産業医面談の“演技力”が功を奏したのか、同時に復職のめどの許可ももらいました。
会社の先輩や上司からの温かいサポートもあり、
『120%で復職する』とか宣言しちゃってます。
落ち着け、私。
翌日の日記です↓↓
相変わらずの連日ヨガに、旅行の計画が加わり忙しそうなのに、さらなる“タスク”を求めています。
本当にどうかしています。
休職延長されるのも当然です。
翌日の日記です↓↓
6年後の振り返り
今改めて振り返ると、本当に軽躁エピソードが混ざっていた事がよくわかります。
当時の診断は『適応障害』でしたから気にも止めませんでしたが、この状態は明らかに軽躁だったと思います。
連日のヨガレッスン、掃除にまつわる家具の買い替え、服、腕時計、一眼レフカメラ、カメラ教室…挙句に与論島旅行です。
休職開始から3週間で60万ほどお金を使っています。
普段の私はそんな買い物の仕方はしません。
そして、主治医に「旅行に行くというのは、産業医の面談の時に出た“冗談”です」と、嘘をつきました。
後々、本当に行ってしまったことをバラす羽目になりますが。
休職とは、“休息”のためのものであり、
“旅行”なぞ、行っていいワケがありません。
倫理的にも問題ですが、体調の面でも、
「思ったより楽しめなかった」など、
更なる悪影響が出る場合もあります。
それを懸念して反対したのだと思います。
主治医に嘘をついたのは、本当に申し訳無かったなと思います。
しかし動き出してしまった軽躁状態の私は、ブレーキを失い、自分を止められなかったのです。
続く