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最後まで読んでいただきありがとうございました。 これで「10」シリーズは完結になります。 さ…
【大好き】 「レイン、ご苦労さま。サカドを連れてきてくれてありがとう」 ヒスイがレインの…
【だから幸せ】 目が覚めてからのナズの状態は、一言で言えば『わからない』だった。 機械に…
【あなたのおかげだから】 その日。隠れ家にはクキとレインの2人だけがいた。 レインはいつも…
【世界】 「生贄の身代わり?なんか怖くない?」 「でも大したことじゃないなら、人が死ぬよ…
【噂】 目が覚めるとヒスイはどこか知らない部屋にいた。寝かされていたソファから起きあがろ…
【罰を望む】 ノゼ家にて、ルリは姉のシルビアとヤドの公表について話をしていた。 「それはまた。大胆なことを思いついたな」 「ですが、やる価値はあると思います。期間は1年。今のヤドが任期を終える前に決着をつけます」 ルリは真剣だ。その気持ちをむげにできるようなシルビアではない。 「わかった。すぐ議会に向かおう」 「ありがとうございます!」 数日前まで疲れ切っていた弟の力に満ちた声に、シルビアも力が湧く。 「しかし、よくこんな方法を思いついたな」 「教えてもらったんで
【泥にまみれても】 アサギがラボに到着し、ヤドの解放について話をするために全員が所長室に…
【夢】 ヒスイは夢を見ていた。 真っ暗な空間に1人で立っている。 向こうに人影が見えたので…