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#214日々是=^_^=日 一人寛げる場所
(約700字)
その日は、まだ、コーヒーを飲んでいなかった。
次の用事に向かうまでに1時間ほど空いたので、コーヒーを飲むことにした。
同じ轍は踏まないと心に誓い、今回は、コーヒーを飲む場所を、駅ナカのSカフェと決めた。
途中、オシャレっぽいカフェを二つほど見つけた。が、初めての店に入る心の準備はしていないし、初めてのところを吟味するほどの時間のゆとりはない。
迷わず、Sカフェに向かった。
予定どおり、駅に着いて改札を通った。
( ̄0 ̄;)
そこで、 気付いた。
この駅のSカフェは、駅の中から見えるけど、駅の中からは入れないんだった…(ToT)
駅員さんに言って、改札から出ようか…
でも、ちょっと恥ずかしい。
このまま、目的地の駅まで行って、そこでお店を探そうか…。
いや、それはムリ。
駅まで来る道中で、オシャレっぽいカフェをパスしたのと同じ理由で、ムリ。
自分にガッカリ。
仕方がないので、とりあえず前に進むことにして、ホームに向かった。
地下鉄なので、ホームは暖かい。
椅子に座ったら、ここでいいと思えてきた。
そうだ、缶コーヒーを買おう。
今度は間違えずに、ブラックを。
注意深くボタンを押して、タリーズコーヒーのブラック・キリマンジャロをゲット。
ホームの椅子に座って、ゆっくりと缶コーヒーを飲む。
電車は、3分おきに、どんどん来る。
同じ位置なのに、どうして空いていたり混んでいたりするんだろう、なんてことを取りとめもなく考えながら、ボーっとしている。
noteを読む。
たくさんの人が往き来する中で、一人、何者でもない時間を過ごす。
オシャレなカフェもいいけど、駅のホームだって、一人寛ぐことはできる。
これはこれで、よかったんじゃない。
寛げるかどうかは、自分次第。
これからは、「地下鉄のホームで缶コーヒー」も選択肢の一つとしよう=^_^=
#私のコーヒー時間
#寒い日のおすすめ
#地下鉄のホーム
#カフェ代の節約になるね
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#同じ轍は踏まない
#寛げるかどうかは自分次第
#一人寛げる場所
#缶コーヒー
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