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おにぎりマスター珍獣。学びの種は、暮らしのあちこちに転がっている。

今日は、学校も保育園もお休みした。
…雨だから。笑
今月末の引っ越しまで、自転車での送迎なので
雨降りだと相当大変なのだ(言い訳

この春から、体調不良以外で園や学校をお休みする時には
お昼ごはんを自分たちで用意してもらうことにしている。
今のところ、彼らが唯一習得済みのレシピは
「おにぎり」だ。

今日のおにぎりの種類は塩・昆布・焼きおにぎり。
テーブルの上や床に、米粒を大量に撒き散らしながら
そして「味見」と称して爆食いしながら

2人仲良く、丸いおにぎりをポコポコと握っていった。

2人におにぎり作りを任せるのは、たぶんまだ10回に満たないはずだけど
随分手慣れてきていて感心する。
あっという間に作り終えたので
「卵焼きもつくったら?」とわたしから提案してみた。

珍獣(兄)は、ノリノリで挑戦。
妹と違い、普段あまり料理の手伝いをしない彼は、卵を割るのに悪戦苦闘していたものの
フライパンに油をしき、焼いてひっくり返して
最後に切り分けるところまで自分でやり切った。
妹も隣のコンロで、せっせとおにぎりを焼いた。

米を炊き、ボウルによそうところまではわたしがお膳立てしたけれど
おにぎりの具も自分たちで決めたし、作業はほぼ2人だけで完遂した。

作っている最中から「おいしそーーーー」と叫び続け
食べ始めるとやっぱり、「おいしいーーー」を連発。
穏やかで、幸せな昼食タイムとなった。

「自分で決める」
「自分の力でやりきる」

このことが、どれだけ子どもたちの学びを深くしてくれるか。
日常の一コマから、改めて考えさせられた。
同時に、学びの種が暮らしのあちこちに転がっていることも。
生活のあれこれを、いかに学びに変えられるかは
自分たちの心がけと工夫次第だ。

そんなことを考えていたら、おにぎりと卵焼きがわたしの元へと回ってきた。
大量につくったため食べきれなかったらしい。
「あとはかか(母)にあげるね!」と言い残し、さっさと席を立って絵本を読み始めた。

そう、わたしは学校でも家でも残飯処理班なのだ。ドーン

あとは、床に残った大量の米粒が乾くのを待ってから
掃き掃除が待っている…。


#雨の日をたのしく

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