「絶品!仙人のおやき」
信州の山間傾斜地では昔から稲の代わりに小麦や蕎麦等が
栽培されてきました。
信州の郷土食であるおやきは上水内郡西山地域が発祥といわれており、
小川村の縄文遺跡からは雑穀の粉を練って焼いた跡が発見されています。
小川村のおやきは有名です。
十数年前、妻と焼きに行ってきました。
国道19号線から細い道を延々と上った先にぽつんと一軒家です。
おばあちゃんの指導で丸め、おじいちゃんに焼いてもらいました。
おやきを食べたことがない妻「??。。??。」
おやきが大好きな仙人「美味しく頂きました😊」
縄文おやき村のご案内 | 【縄文おやき村】 (ogawanosho.jp)
おやきは山間傾斜地の多い犀川流域の小麦文化です。
(おやき、すいとん、うどんetc)
東筑摩郡では生坂村、旧坂北村、旧本城村です。
北安曇郡では池田町、八坂村、大岡村です。
信州おやきの産地 - Google マップ
信州八坂名物「灰焼きおやき」 (asukasou.net)
仙人が生まれ育ったのは東筑摩郡生坂村です。
戦後間もないころはおやきが主食の時がありました。
おやき→灰ころがしです。
囲炉裏の灰の中にころがして、蒸し焼きにする灰ころがしです。
具はナスやシイタケが多かったですね。(松茸おやきは最高)
手間暇かけずに生のまま刻んで油と味噌でまるめ焙烙で両面を焼き、
灰の中へ入れるのです。
蒸しあがった灰ころがしの一部は油や生野菜の汁で灰がついています。
そこだけ取り除いて食べます。
おやきが大好き仙人は故郷に帰れば必ずおやきを買ってきます。
有名店のおやきは全て食べています。
さかたのおやき さかた菓子舗 (sakata-oyaki.jp)
数年前より
長野道上り線梓川SAで野沢菜パンが販売されるようになりました。
野沢菜パン・・最高です。
絶品!究極!仙人おやきレシピ
里山に移住して13年目です。延々とおやきを作って食べています。
毎回、4個です。妻も三男もおやきは食べません。
具はナスと野沢菜の油炒めです。
家庭菜園をしています。
ナスがあるときのおやきの具はナスです。
長年、お歳暮は安曇野のサン富士です。
移住してからも毎年12月10日頃買い出しに出かけます。
ついでに、野沢菜を油炒め用に5kg程を買ってきて漬けます。
べっこう色になり、酸味が出てくる正月明けには
野沢菜の具のおやきを作ります。
絶品おやきレシピ
①細かく刻んで一昼夜、塩抜きです。
②砂糖、唐辛子、ニンニク、ほんだしの油炒めです。
③小麦粉、長芋、卵で生地作りです。水は一切使いません。
具が甘ければ砂糖、塩少々です。(皮にも味付け)
④耳たぶの柔らかさになるよう小麦粉を足していきます。
⑤4等分にして伸ばし具を入れて包みます。
⑥フライパンに油をひき、両面を焼きます。
⑦オーブンに5分程いれて焼きます。
⑧絶品おやきの完成です。