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写真集完成までもう少し...

現在、自身の一作目となる写真集の色校正を製版会社さんからいただき、チェックをしています。この作業が終われば、いよいよ印刷本番となっていきます。

元々、自分の写真撮影を始めたのは、2015年頃。

この頃始めた、個人事業用ブログの写真を撮るというところからスタートしました。ここ数年は、(写真ではなく)映像制作で中小企業のPVや、たまに地方ミュージシャンのMVを撮るということをしてきています。(現在は休止中)

そんな自分が写真集を制作したいと思った理由は3つ、

・今年からスタートした写真作家活動として、アナログで自分の作風を皆様に見てもらえる「ポートフォリオ的なもの」を持ちたい

・写真家の方の個展などに足を運ぶようになって、印刷した写真が画面で見る以上に素晴らしく、モノとしての写真を楽しみたくなった

日本に写真を飾ったり、見に行ったりする文化をさらに広めたい

ということです。

特に意識しているのは、3つ目。

SNSが広まり、スマホのカメラも進化したおかげで、世界中の人が写真を気軽に楽しめるようになりました。どこでもすぐに、皆が楽しい瞬間の記録を残せるようになったのは素敵なことです。

ただ、同時に気軽に撮れすぎるが故に、写真がインスタントなものになってきてしまったことも事実かと思います。(インスタントなことが必ずしも悪いということではありません)

自分は、ここ数年自分で写真を撮って部屋に飾ったり、写真展を見に行ったりする中で、生活の中に写真があるのはとても心が動かされる(安らぐ)と感じました。

それに、「何かを創作する」という作業は、大変だけど楽しい。

今回は富士フイルムのカメラで製作しました

今回の写真集の題名は、「HOME」

簡潔にいうと、東南アジアの国シンガポールをスナップしたものです。

なぜ、この国かというと、自分は日本生まれですが少年時代を両親の仕事の都合でシンガポールで7年ほど過ごしました。

心身が形成されていく期間に東南アジアにいたので、日本人ではありますが
向こうを故郷だと思う気持ちが強いのです。

今年の6月に、二十数年ぶりにシンガポールを訪ねまして。その時の感動とノスタルジックな気持ちを写真におさめました。

季節は一年中夏で、多民族、宗教や言語も複数、公用語は4種類という、あらゆる面で我が日本とは異なる文化、そして多様性を持つ国を、写真から少しでも感じていただけたらとも思っています。

写真集製作の模様は、また随時更新していきます。


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