写真を楽しむなら、写真以外も楽しんでみる?
以前、あるTV番組で赤塚不二夫さんが、「漫画が上手くなりたいのなら、漫画以外から学べ」「自分は誰かの真似などしたことがない」というような内容のことを語っていた。
これは、他の文化活動に言えることだなと感じます。
例えば、写真が上手くなりたい場合も同様かなと。
もちろん、過去の偉人の写真集や展示を見ること、日々カメラを持ち歩き定期的に撮ることも自分の糧となるでしょう。
ただ、それのみだと、どうしても他の人と類似してくる可能性がある。特に、昨今SNSが出現してからは、作風の画一化の流れを激しく感じます。
「Aが上手くなりたければ、A以外から学べという構造」は、自分の現在の知能では、論理的に説明しようと思っていてもできませんでした。
ただ、赤塚さんの言葉はニュアンスはとてもわかるし、そう思う。
写真は、その人の価値観が明快に写るものだし、顔を出していなくとも、その人の輪郭はなんとなくわかってしまう。
だからこそ、写真のみならず色々なことに興味を持ち経験をしていくことで、その人が撮る写真にも深みが出てくるのかなと、あくまでも自分の想像(予測?)ではあるが、そんなふうに思う。
まあ、あまり深く考えずに楽しむのも大事ですけどね(笑)