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うつ病になって15年目の節目
現在は普通に働けるようになっているが、うつ病になって今年で15年目になる。色々とあったがなんとかやってこれた。
今の職場に勤めて8年目でもあり、長い時間だった気もするが、あっという間だった気もする。
キッカケは電車でパニック発作を起こしたのが始まりで、家から出れなくなって引きこもりうつ病になった。
最初はすぐによくなるだろうと思っていたが、現実はそう甘くはなかった。
今でも時々気分が沈むことはあるが、落ちかけたところで自分を持ち上げることで正常でいられる。
ニートも何年もした経験から、私にはニートの才能がないと思っていたがもしかしたら病んでなければ満喫できるのかもしれない。
あの社会と断絶された感覚は、恐怖に近いものがあった。
もうあの時には戻りたくないという気持ちで、頑張り過ぎない程度でゆるく生きている。
自分で自分を追い込んでしまう傾向があるので、サボっているくらいが丁度良いのだとようやく理解できた。
今年もゆるく適度にサボりながら生きていこう。健康第一で特に精神的な平穏を優先していく。
病んだことがあるのが、今の自分に繋がっているので悪い出来事ではなかったのだと分かる。
だがドン底にいたときは全てを恨んで憎んで、消えてしまいたかった。でも這い上がれた、少しだけ弱さの分かる大人になれた気がする。