一生折れない自信のつくり方
【一生折れない自信のつくり方】青木仁志著
本日のテーマは「自信」についてです。
昨今、自分に自信のある方はどれくらいいるだろうか。ご存知の通り我が国日本は、身体的健康は世界1位でありながら精神的幸福度は低い国である。(主要国の中で)
世界一幸福度の高い国は「オランダ」です。オランダでは、幼少期から『自分がどう思うか』を徹底的に習います。そして、自己分析を行い「何をしたいのか」「どう生きればいいのか」を考え自分自身と向き合う経験を当たり前に学んでいきます。一方の日本では、『周りは自分をどう評価するのか』と教わっていきます。「周りと同じように行動しなさい」「礼儀やマナー」と言った他者と歩幅を合わせる事の大切さを学ぶのです。
今回は、本書から自信とは何かについて紹介していきます。
〇自信とは何か
自信とは「自分を信じること」である。これが森山のなかの定義でした。
本書では明確に定義付けられていませんが、「私ならできる」という感覚を自信と定義づけているように感じます。
〇自信がある人と自信がない人の明確な違い
自信がある人とない人には明確な違いがあります。それは、「自分ならできる」と思い込んでいるか思い込んでいないかです。注目すべきは、ここに根拠は必要ないということです。根拠なき自信とでもいいましょうか。思い込んでいるのです。じゃあ、思い込んでみましょうと言われてもそんな簡単にできるわけありません。
本書では、「成功した人ならどう振舞うか」考え成功者のように振舞うことから始めようと提案しています。つまり、かたちから入るのです。立場が人を成長させると同じような意味かもしれません。
〇自信とは自分で積み上げていくものである。
この言葉は目から鱗でした。自信を付けるには、成功体験が大切であると学んできました。ただこれではまだ解像度が低く不十分な気がします。成功は誰からみた成功なのか、評価者を明記されていないからです。本書では、他者からの評価ではなく自己評価からみた成功を重視していました。つまり、自己評価で成功体験を積み重ねるということです。
会社での昇格・昇給というのは他者評価です。他者評価のなかで生きていると、苦しくなります。相手はコントロールできない存在だからです。自分でできたと思っていても同じように評価してくれないことは往々にしてあります。フラストレーションが溜まるばかりです。
自己評価とは、簡単にいうと自分との約束です。日常に転がってる小さな課題を見つけ、改善をすることなのです。レジの定員さんに「ありがとう」というようにする。お昼ご飯はお弁当を作っていく。朝運動を行うなどです。自分との約束を決めて守る。守れた自分を「よくやった」と自分で承認してあげる。その積み重ねることで可視化でき、「案外、自分がんばっているじゃん」と自信になるのです。
ちなみに自信を積み重ねていくと、「信念」に変わります。
本日は自信について述べていきました。自信を付けることができれば間違いなく人生はハッピーになるでしょう。僕はいま、『週3日以上、朝おにぎりを作って出社する』と自分と約束しています。無理のない、少し頑張ればできそうな目標を立てることが大切です。私も他者からの評価ではなく、自分で積み上げて自信を付けていこうと思います。
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