心理系大学院受験〜研究計画書入門〜
研究計画書とは?
こんにちは。心理系大学院受験予備校 KoKoRo UP Academy(ココロアップアカデミー)です。
これまでに指導してきた生徒から、予備校に通学しようと決めた理由を聞いてみると、「研究計画書の作成のため」との返答が非常に多くありました。
臨床心理士指定大学院や公認心理師対応大学院の大学院受験では、筆記試験よりも前に、願書の段階で研究計画書を提出する必要があります。
もし、4年生大学の心理学部大学であれば、研究室やゼミに所属し、論文指導や研究計画実習を受けることができるかと思います。
しかし、心理学部出身でない生徒や、通信で心理学部に通っている生徒は、心理学の卒論論文の執筆の経験や研究実習の経験がないため、心理学研究を経験できる環境が全くといっていいほどありません。
確かに心理学部以外で、卒論を書いたことがあるという方(経済学部・理工学部など)もいらっしゃいましたが、文系ならびに理系の論文と心理学の論文は、研究方法もお作法も全く異なるため、研究計画の書き方を一から学ぶこととなります。
独学で研究計画書を作ることはできる?
独学で研究計画書を作成したとして、それが計画書として妥当かどうか、一人で判断するのは危険です。
計画指導を受けたことがない人が作成した研究計画書は、面接官(教員・専門家)から見たら、的外れの研究計画書となっている場合があります。
例えば
志望している大学院には、計画書の研究内容とマッチしている教員がいない
臨床心理学の研究とはいえない(社会心理学や社会学の内容となっている)。
大学院としては、ある程度研究をする能力を持っている学生を合格させたいという思いがあるため、研究計画書の妥当性や論理性を試験で求めてきます。
筆記試験を突破できたとしても、研究計画書は面接試験のメインとなるため、不完成であれば大幅な失点となります。大学院によっては、面接試験のほうを筆記試験よりも重視していますので、事前準備ができる分、研究計画書のクオリティを上げる必要があります。
よって、大学院受験を目指すにあたって、独学で心理学や英語を勉強するとしても、研究計画書の添削だけは、専門家に任せた方がいいでしょう。同時に、面接対策もしてくれることが有効かつ効率的だと思います。
それでは、どのように研究計画書を作成していけばいいか?
次回以降にご案内します。
本予備校では、これまでに面接対策を含めた研究計画書指導を数多く行ってきした。そこでは、面接における基本的質問というものもあり、志望大学院にそって対策を行います。一人一人のペースに合わせた指導を心がけています。
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