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知らないと損する!乳幼児期のお口にまつわるトラブル総まとめ!

こんにちは。
あかりです!

今回は
『今、知っておきたい!
我が子のお口にまつわる問題点』
という所を深堀りしていきたいと思います。

この記事を読むと
『誰にも相談しにくかったけど、
 それ私も気になってた!』
という所がクリアになり


今後の成長に伴い、
お子さんにも起こり得るかもしれない問題が


解決策と共にワンセットになっているので
今、心配しなきゃいけない範囲


そうでもない範囲が一目瞭然で
分かるようになっています。


せっかくここまで開いたのに
『まだ歯も生えてないしな… 
 まだうちには関係ないや~』では


問題が起こる前に知っておけば良かった!
と後悔する事になるかもしれません。


そうならない為にも、
今後の為に今、知っておくべき


良い機会になりますので
是非最後までご覧くださいね♪


では早速内容に入る前に

なぜお口のケアは乳幼児から大事?


というお話を少しさせてもらいます。
皆さんは何故だと思いますか?



それは、お医者さんの中で唯一
『予防』で防げるトラブルが多く

習慣一つで最悪の事態を
回避出来るものだから、だそうです。

また歯は一生使うものですからね
小さい時から大事にする
習慣を身につけておきたいですね。


その上で今回は皆さんから質問を募集し、
お答えする形で進めていきます!


今回は小児歯科一筋、
勤続年数15年以上の
歯科衛生士さんにお話しを伺いました。


この15年で数えきれないほどのお子さんと
歯についての学びを深められている、
スペシャリストです。


では早速質問回答に参りましょう!

お口の汚れ編

①歯石が付いているように思うが、どこまでケアしてあげたらいい?歯磨きだけでOK?(1歳半)

歯磨きだけで大丈夫です。
ホームケアで歯石は取れないので、
歯石になる前にお家でケアする事が大事。



2歳頃まではそのまま置いておいてOKで、
且つ歯石が即虫歯になるものでもありません。


先ず歯石なのかどうかを
見極める事自体が少し難しいので、


どうしても気になるようであれば
小児歯科へ受診して下さい。

②歯磨きがちゃんと出来ているのかが心配。大体どの程度磨いてあげたらいいという目安はある?(1歳)


長く磨けば良いというものではなく
磨く場所のポイントを
押さえる事がとても重要。


汚れは歯肉と歯の境目に溜まりやすいので、
前歯の付け根を指で押し上げ、
その付け根をしっかり磨いてあげる。


この赤丸の部分は
【上唇小帯じょうしんしょうたい】
と呼ばれ、
上の前歯の付け根部分です。


ここに歯ブラシが当たると痛さを感じる上に、
そもそも何かが触れるだけでも、
気持ち悪い場所なので

しっかり指でその部分をガードしてあげ、
磨き始めてあげて下さい。


③虫歯って早い子だといつから出来ますか?(1歳)

歯が生えたらすぐに出来ます。
歯が生えたら虫歯になるリスクがある
と念頭に置いておいて下さいね。

歯並び(おしゃぶり)編

④タオルをずっと噛んでいるのですが、いつまでさせてもOKでしょうか?歯並びに影響しますか?(2歳)


歯並びには影響します。
先ず一番大事なのは【何故噛んでいるのか?】
という所を考えてあげる事が大事です。



考えられる要因として多いものが


①精神的なもの
(寂しい・不安・落ち着く等)→
そのサインが出てきたら
多めにかまってあげ
タオルが無くても生活出来る
安心感を感じてもらう。


②暇な時、手持無沙汰な時
→この時間こそ構ってあげられるように
意識してみる


③眠そうな時、寝ぐずり時期
→これを噛まないと眠れない!
という状態になる前に
ねんねに誘ってあげる


くれぐれも
【歯並びに影響するから止めさせる】
のではなく、


【なんで噛む行為が必要なのか】
という所を汲み取って
ママが行動してあげる事が大事です。

タオル噛みの原理は爪を噛むのと同じで、
大人だと歯ぎしりと同じと言われています。


歯に負荷がかかる行為なので出来るだけ
早い段階で止められる事が理想です。


急にとりあげず、お子さんの情緒も
大事にしながら少しづつ無くす
努力をしてみて下さいね。

⑤おしゃぶりの辞めさせ時っていつ?(2歳半)


基本的な考え方としては
【ママが止めさせたいと思った時が止め時】
です。




何歳になったからもう止めなさい!
では無く、今まで心の安心材料にも
なってきたと思うので


お子さんの様子を見つつ、
外せそうなタイミングを
見つけてあげて下さいね。


⑥おしゃぶりはやっぱり出っ歯になるリスクはある?それとも遺伝が大きいの?(1歳10ヵ月)

どれだけの頻度、利用時間、
利用日数なのかにもよりますが、


おしゃぶりは出っ歯になるリスクは
確実にあります。




同じく、指吸いが止められず
出っ歯になる子もいます。


そしてもちろん、遺伝も大いにあります。
ですが出っ歯になるリスクが
あるからと言って、


すぐに辞めさせた方がいいのかという
問題でも無く、心の安心材料に
なっている事が多いので
止め方は慎重に考えてあげて下さいね。


基本的に歯医者側からおしゃぶりを
止めさせましょうと促す事は無く、
ママの意思にお任せしています。

⑦おしゃぶりの付けっぱなし(依存してるように見受けます)は、やはりお口に悪いでしょうか?(1歳)


お口の発達には悪いです。




おしゃぶりは心の問題と
直結している子供も多いので
1度おしゃぶりを取る説明から
コツコツされてみて下さい。


くれぐれもある日突然取り上げる!
なんて事の無いようにして行きましょう。


⑧哺乳瓶っていつまで吸っててもOK?安心グッズになっているようで、コップもストローも使えるのに、哺乳瓶で牛乳を飲みたがります。(1歳8か月)

いつまでに止めさせましょう
という目安はありません。


それでお子さんが安心するなら
使用してもらってかまいません。



哺乳瓶を使うという事よりも、
哺乳瓶の中に何が入っているか
という事の方が大事です。


ミルク・牛乳・お茶であれば構いませんが、
甘いジュース等は月齢に関わらず
入れない事が原則です。

⑨歯の生え方が気になるけれど歯医者に行くのはいつからがいい?(1歳)


いつからでもかまいません。
気になった時に行く事をオススメしますし、
生え始めで受診されるママもおられます。


重要なのは、
その時に選ぶ歯医者さんであり、
一般歯科では赤ちゃんや小児に
専門的には対応していないので、
上手くママの意図が伝わらない事もあります。



出来るだけ小児歯科を選んで
受診される事をオススメします。

番外編

⑩歯磨きが嫌いで、泣き叫びます(近所迷惑な程に…)それでも無理やりにでもさせるべきでしょうか?(1歳)

はい、してあげて下さい。


そもそもお口の中を触れられる事は
何も分からない子供にとっては
不快でしかないです。


物事が分かりだす2~3歳以降までは
どんな工夫をしても
楽しいとは思ってもらえない
と思っておく方がいいです。




我が子のお口の衛生の為に
泣いても喚いてもしてあげましょう。


そして小さい子の歯磨きは
汚れをとるという意味合いもありますが


【食べたら磨く】という
習慣づけの為でもあります。


帰宅したら手を洗う
朝起きたら顔を洗う(拭く)…
というような日常生活と同じで


食べたら磨くという習慣づけを
小さい頃から付けていく事がとても大事です。


『この歯ブラシで、汚れを
 全部取り切るぞ!!!』
と意気込むのではなく、

そんなに泣くのであれば②で挙げた
ポイントだけを押さえて
ササっと磨きあげてみて下さい。

⑪コップ飲みがうまく出来ず、ストローに頼りがちに…コップ飲みを上達させるコツはある?すする事も苦手です(9か月)


先ず9か月で【すする】
という行為は難しい。
※個人差あります


ストローが使えるのであれば、どうしても
コップを習得してもらう必要も無いので
安心して下さいね。


その上で効果的な練習方法としては、
お風呂場にコップを持って入り
洗い場で飲料水やお茶を入れてあげ
飲む練習というのを推奨しています。


まずはコップのふちに口を充てて
口を閉じる練習からしてみましょう。



ママが先にやってみて、楽しそうに
美味しそうに飲んでる姿を
見せてあげるのもとても効果的ですよ。


湯船に持って入ると
遊び飲みしてしまう可能性にも繋がるので
くれぐれも洗い場で、


お風呂の最後や最初に1回飲んでみる!
というコンパクトな習慣を
付けてあげて下さい。


また、連続してゴクゴクは最初飲めないので
少しづつを意識しながら
補助してあげて下さいね♪


さいごに

歯医者はお医者さんの中で
唯一『予防』で受診してもいい所です。


虫歯になったから、痛がるようだから…
と初めて受診するのでは無く


予防する為に行く所というママの認識が
とても大事になってきます。




歯医者側も、定期的に気軽に
足を運んで欲しいと思っています。


低年齢のうちから、
信頼出来る歯医者さんを
1軒でも見つけて
長いお付き合いをされると良いですね。


併せて、小児歯科であれば
お口の心配事にプラスして




離乳食の食べ方のアドバイスや
お口ぽかんなど様々なお口の関連トラブルにも
着目してアドバイスを頂ける事が多いです。


一般歯科よりもそういう部分にも
特化しているので是非上手くご活用下さいね。


この記事で皆様のお子さんの
お口のトラブルが
一つでも未然に防げます事を
心からお祈りしております。


最後までお読み頂き
ありがとうございました!

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