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壬氏衝撃の女装!『薬屋のひとりごと』29話「月精」を紹介
今回の紹介は『薬屋のひとりごと』29話
今回は『薬屋のひとりごと』の29話「月精」についてお話します。
異国の特使が持ち込んだ「月の精が見たい」という要望を猫猫はどのように解決していくのかが見どころです。なにやら壬氏が活躍しそうな気配がしますが…?
あらすじにいきましょう。
『薬屋のひとりごと』29話「月精」あらすじ
前回、異国の特使から「50年前に見た月の精を見たい」との要望を叶えるため、猫猫は現代でもできないかと思案するのでした。今回はその続きです。
後宮の北側で子翠と出会った猫猫は、子翠の蛾の幼虫を集めていることを聞きます。猫猫は、蛾が成長すると発光して飛ぶことに気づきました。そこで蛾の雌雄がわかる子翠と小蘭に蛾を集めて月の下で発光させることを手伝ってもらいました。
特使を招いての宴が終わり、部屋へ馬車で帰っているところに、猫猫の導きで月の精に扮した壬氏が舞いました。その美しさに後宮を下に見ていた特使たちは驚き、突如消えた月の精のことを聞きに猫猫に詰め寄りました。猫猫は異国語で「月の女神」だといい、その場を後にしました。壬氏の女装による月の精によって、特使の要望は見事叶えられたのです。
一方で、ある日暇をしていた猫猫はこれまでに起こった後宮での事件を思い出していました。毒による事件が多い中で、まだ後宮には謎があると思い至りますが、考えるのをやめます。翡翠宮に戻ると女官が風邪をひいていました。「診療所に連れて行って」と伝えられますが、そこで初めて診療所の存在を知った猫猫。診療所は、中年女性がいる場所でした。帰り道に壬氏と高順に会った猫猫は、診療所は女性しかいないので薬を煎じることができないこと、大ケガや薬は男性しか対応できないことを知ります。では、薬を煎じている猫猫の存在はというと、目をつむっている状態でした。壬氏は「薬を煎じていることは他の者には知られないように」と猫猫に注意します。その夜、風邪を引いた女官が猫猫の煎じた薬をこっそり飲もうとすると、診療所の中年の女性に見つかり、「あの子(猫猫)が煎じた薬だね?」と気づかれてしまいました。そこで今回は終わりです。
『薬屋のひとりごと』29話「月精」の感想
前回の放送で、月の精を壬氏が女装するだろうとは予想がつきましたが、とてもよく似合っていました。傾国の美女と言われても納得できます。後宮で壬氏は容姿がいいと騒がれていましたが、美しさがとびぬけているのがよくわかる描写でした。すべて終わった後、川を泳いだ壬氏が不貞腐れて「髪が濡れている」と猫猫に拭くように言うところが、中身が幼いとしみじみ思いました。
特使は後宮に入ろうと画策していたようでしたが、月の精の美しさを知り失敗。しかしこのままでは終わらないシーンが入っており、まだまだ波乱は続きそうでした。
また診療所が初登場でした。猫猫が薬を煎じていたことを知られてしまっていたので、今後診療所の女性がどう出るのかが謎です。壬氏がかばうのか、特例として裏ルートを作るのかそれともほかに手があるのか、猫猫の薬屋としての役目はどうなってしまうのか気になります。
『薬屋のひとりごと』まとめ
『薬屋のひとりごと』シーズン2は、
毎週金曜23時 日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」にて全国同時放送中です。原作『薬屋のひとりごと』は、日向夏先生により「ヒーロー文庫」より刊行中です。アニメ放送後には、各種配信もしています。
猫猫の薬屋としての立場はどうなるのか?次週事件は起きるのか目が離せません。