新しきを知り、旧きを訪ねる。
京都、という土地柄でしょうか。
寺社仏閣は、清涼飲料水の自動販売機並みに道なりに
連なり、町屋と呼ばれる古民家は普通にそこにあり、
普通に生活を営まれている方がいて、その横には
ハイカラなお洒落カフェだのブティックだのなんだかよくわからない、否、わたしが知らない世界があったりする。まさしく魔界都市と呼ばれるに相応しい
カオス。(混沌)
京都と言っても、一様に思い浮かべる多くのそれは、
修学旅行の思い出でだったり観光名所やSNSでバズった
新名所なのだろう。
京都府内で生まれ育ち、他都道府県のことはあまり、否全然知らない。
そして、京都に住んでいても、府民だけども
「京都市民」からは馬鹿にされている。
京都は、京都市だけではない!
平等院はどこにあるか、言ってみろ!
あんな楽しいお寺はないぞ!死生観がいい意味で変わる
こんなに楽しく死ねるなら全うに生きようと実感する。
宇治だけではなーい。亀岡だって保津川下りやトロッコ列車がある。嵐山は、右京区だ。京大とかあるとこは
左京区あんま行かないな。高名な寺社仏閣がウハウハあるみたいだが、大原三千院もギリギリ京都だぞ!
八幡(石清水八幡宮さま、背割堤、流れ橋)もギリギリ京都だ!城南宮さん(伏見区)は京都だからな!
しかし、わたしは自称アンチ京都民だった……。
あれ、論旨がズレてる。軌道を修復する。
古いものが良いとは限らない。つまらない因習や古くさいならわし。わたしの祖母などは7日に出掛けて9日に帰るのを不吉と本気で忌み嫌っていたし、そういう迷信を今でも貫いている人々は実はたくさんいる。
職業別にもあるようだ。
新しいものがすべて悪いとは言わない。
進歩していく技術がこの地球にとって有益なものであれば。もし人類がかつての恐竜たちのように静かに滅んで行ってしまっても仕方あるまい。
地球の寿命はまだ当分は、保てるのだろうし太陽が凍りつかなければ光合成は行われ、ミトコンドリアから始めればいい。
どんなにAIが進歩しても、葛飾北斎には、及ばない。
レンジでチンした冷凍食品が、わたしの作る手料理に勝るわけがないのである。
あのぉー、セルフレジってムカつくんですけどぉー。
なんか早よ払えや!みたいな圧。
うっさい、財布が鞄の中でどっか行ってしもたんじゃ、PayPayって、なんやねん!!
わしゃ、現生で払うんやー。
こんなスマホで文字打つのもめんどくさい、原稿用紙に手書きの方が早いし、捗るのに。なにこの誤変換。
そんな言葉ないし。勝手に作んなや、わたしのスマホ。
アイビスペイントより、手がきイラストの方が楽しいんですー。
原始人かも。
でも、好奇心旺盛なので新しいことは知りたいし、
挑戦出来る機会があれば色々やってみたい。
古い新しいのカオス府民は、いいとこ取りがしたい。