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ビールの里を目指すメンバーが投稿した記事

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ビールの里の取り組みには、様々なメンバーが関わっています。チームのメンバーが投稿した記事をまとめました。
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#遠野醸造

ボトルビールをリリースします!

皆さま、大変お待たせしました。 遠野醸造初となるボトルビールをリリース致します!明日4/23(木)12:00〜、100セット限定で予約販売いたします。 新型コロナウイルスの影響により、日本各地で厳しい状況が続いております。我々も例外ではなく、4/4からTAPROOMが臨時休業となり、GWに提供予定だった樽生ビールの多くがその行き場を失いました。 臨時休業からおよそ3週間。多くの方にご協力いただき、遠野醸造初となるボトルビールをリリースすることができました。 本来であれば

私達はなぜコオロギビールを造ったのか

※2023/2/24追記 2023年2月現在、弊社ではコオロギビールを製造しておりません。また本ビールの製造にあたり、補助金は用いられておりません。インターネット上での悪質なコメント、事実無根の書き込みや誹謗中傷については法的措置を検討してまいります。 明日からコオロギビールの提供がスタートします。お陰様で2月20日のプレスリリース以来、賛否両論さまざまな反応をいただいています。あらかじめ想定はしていましたが、私達の想像を超える反応の多さにとても驚いています。 「飲んでみ

TPROOMの空間に込めた想い

ちょうど一年前の今頃。遠野醸造TAPROOMは工事の最終予算打ち合わせをしている頃でした。オープン日を5月3日に決めたのもちょうどこの頃です。 ・オープンに間に合わせるためにはどうしたらよいか ・予算内に収めるためにはどうしたらよいか そんなことを我々とともに動き、考えてくれたのがインテリアデザイナーの 増田さんでした。 私達が増田さんに設計を依頼した際、お願いしたポイントが3つあります。 ・元々の建物の雰囲気を活かした造りにしたい ・自分たちでできることは、自分たち

遠野産りんご100%のハードサイダーができるまで

「まだ綺麗なんだよなー。もったいねーなー。」 11月初旬。私たちは遠野市内のとあるりんご畑にお邪魔していました。ちょうど、大きな台風が通った直後の訪問でした。りんごの木の下に広げられた大きなブルーシートには、台風で落下したりんごが山のようにありました。 このりんご畑のオーナーは、80才をこえたフキさんというおばあちゃん。長年遠野でりんご栽培をされてきた、大ベテランです。「そろそろ引退したいんだよなー」と言いつつも、りんごの話を始めると目がキラキラし出します。そんなフキさん