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「太田さんってどMですね。」

あるお客さまから私に簡単な心理テストをしたいと言われ、その結果が伝えられました。

「えっ!私は自分のことSと思っていましたけど。」

まあ、簡単な心理テストですし当たらないなと思っていたところ、

「えっ!太田さんて自分のことMって気づいていなかったんですか?」

ミーティングに参加していたスタッフがまさかの一言。

周りの人も私の事「M」だと思っていたの?

後日、学生のインターンの子たちに聞いてみた所、口をそろえて私のことをMだと言います。

本人の評価と周りからの評価ってこんなに違うのかと、そのギャップにいまだに納得がいっていません。

いろいろ考えた結果、私は根本的にはSなのではないか、しかしその後の教育の影響でMの要素が出てきているのではないかと最近思い始めました。

私の尊敬する人物の一人の徳川家康はこんな遺訓を遺しています。

「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」

意味はわかりますが、実践が難しい言葉です。

生きていると、いい時も悪い時も逃げ出したい時もいろいろありますが、たまにこの遺訓を読み、頑張らないとと思ったり、至らなかったことを反省したりしています。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」

そういえば昔よく言われたような気もします。

そういう教育の影響で今はMの要素がにじみ出ているのかもしれません。


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