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報道機関に対する疑問
1941年日本は、対中戦争を行いつつ、対米戦争へ踏み込みました。
私の昔の記憶をたどると、「軍部がマスコミに対して、言論統制をしていたので、戦況不利にもかかわらず、勝っているかのような報道がなされた」という印象があります。
日本は戦争をすべきだと煽り続けたのは新聞でしたが、それを軍部にやらされていた。というような印象を持つ教育を受けたような気がします。
この辺りは、昔の記憶なのであやふやな面がありますが、実際に私が誤解にせよそう思っていたことは事実としてあります。
軍部に強制されたいたかどうかは一旦置いといて、偏向報道をしていたという事実は明白です。
「偏向報道とは、ある特定の事象について複数の意見が対立する状況下で、特定の立場からの主張を否定もしくは肯定する意図をもって、直接的・間接的な情報操作を行うといった報道のことである。」(Wikipediaより)
戦争賛成と反対と意見が対立する状況下で、戦争反対できないよう情報操作を行っていたように思います。
織田信長がいれば、こんな勝ち目のない戦争は絶対しなかっただろうなと思いつつ、日本が戦争に突入せざるを得なかった要因が一つではないものの、「日本は戦争をすべきだ」と国民を煽り続けた報道もその一つあるように思います。
さて、これを現代に置き換えた場合、私は今特に新型コロナウィルス感染症ついて偏向報道が見られると思っています。
複数の意見が対立する状況下で、特定の主張を意図して情報操作を行っているのではないかという疑念を持っています。
その結果、TVや新聞が報じていない反対意見が、ネットで氾濫しています。
これがまた、根拠があるものからないものまで、玉石混合で。。
どちらを信じる信じないではなく(まあ、どっちも偏向報道なので)、数字や本質をしっかり見極める視点を持ってないと、振り回されてしまいます。
そのような状況下では、人の意見を鵜呑みにするのではなく、自分で調べるというクセ付けをする必要があります。
さて、このような状況の中、私の素朴な疑問として、「軍部は本当にマスコミに言論統制をしていたのかな?マスコミが積極的に戦争突入を煽っていた可能性もあるな」ということと、軍部が仮に言論統制を行っていたのであれば、「今は一体どこが言論統制をしているのかな?」というようなことを考えたりします。
まあ、このような疑問に対してご意見はいろいろあるかと思いますし、それこそ正解は闇の中なのかもしれません。
戦争が終わり、マスコミは手のひら返しのように、戦争反対を掲げ今に至っています。
歴史が繰り返すのであれば、今後反対意見が優勢になった場合、どのような感じで手の平が変わっていくのか、自分の目でしっかりを確認したいなと思います。
そういう歴史の転換点にいるような気がしています。