神秘を感じた日:Nikon Z 50
2024年12月3日
久しぶりに寺社を撮りに。
阿見町にある善照寺。
あまり遠くなく近くもない場所をGoogleマップで。
ここ行けるのか?
というような道を案内されたが、無事辿り着く。
大きく張り出して反った屋根。
どのようにしてこの反り方を導き出したのか気になる。
以前ドイツを訪れたとき、歴史的な建造物(教会)を見たのだが、それとは全く異なる。
デザインやコンセプトが異なるのはわかるが、この精神性というか醸し出す雰囲気が全然違う。
日本の寺社のほうがより神秘的に感じられるのは日本人のDNAなのだろうか。
受け手の問題か。
ヨーロッパの古城とかなら、また違う印象を受けたのかはわからない。
アジアの国々なら通じるものがあるのかも知れないが、行ったことがない。
それにしても寺社のデザインは美しい。
お地蔵さん。
新しいものだが、モノクロにすると雰囲気が出る。
非常にキレイにされている。
訪れたときにも、環境整備を行っているであろう方の姿があった。
今年は紅葉がキレイだ。
昨年はイマイチ色付きが悪かったように記憶している。赤になれない緑と混ざった紅葉。
それとは違う。
鮮やかで見事。
続いて、天満宮。
善照寺の隣りにある。
狛犬の風化具合からそれなりに古いものかと思われる。
台座には旧村名と思しき名称が刻まれていた。
正直、狛犬だかなんだか分からない状態になっている。
地域に点在する神社。
その多くは小さなもの。
ここもそうだが、特有の神秘的な空気を感じる。
そういう場所だと思っているからなのか、神がかった力が働いているのか。
小さいのに圧倒的な存在感。
荘厳な寺社も良いが、個人的には地域に根づいた小さな社のほうが好きだ。
由緒はわからないが、大切にされている様子が見てとれる。
佇まいからして、無数に存在する社より地位が高いような気もする。
境内もキレイにされている。
掃除した後に落ちた葉。
当てにならない意見だが、それが後なのか先なのかはだいたい分かる。
寺社の得も言われぬ空気感は特有のものだ。
特に人の出入りがそれほど多くないであろう寺社はそういった傾向が強く感じられる。
神秘的と言ったら良いのだろうか。
信仰が厚いわけではないが、こういった場所は大切にしていきたいと思う。
そして、一歩外に出ると一般的な集落の風景に変わる。
おまけ。
流れで霞ケ浦へ。
島津小公園。
島津小学校の公園ではなく、単純に小さな公園という名称だろう。
目的は公園ではなく、そこから見える霞ケ浦。
駐車できる場所が必要。
目の前は霞ケ浦。
やや靄がかかっている。
奥に見えるのは水質浄化を行っている設備(船?)だろうか。
ここに神秘性はないが、しばらく眺めていたくなる。
木の枝に小鳥が。
名称は知らない。
本日も楽しめました。
休日は範囲が広がっていつもとは違う場所で撮れる。