結婚した32年前よりもっと夫を好きになった話です。
こんにちは
映画や海外ドラマのブログを書いているミルクです。
今日は映画とは関係ない記事なのですが・・・
実は、私は体調不良で11月の中旬から2週間ほど入院していました。
医者に行くと言って出かけた私がそのまま入院になるなんて夫の方がびっくりしたと思います。
救急外来の先生の診断によると虫垂炎がかなり腫れているので、まずは抗生剤の点滴で炎症を抑えてからいずれ手術をすると言われました。
ところが抗生剤の点滴をした途端に全身に発疹が出て、39度近い高熱と頭痛もあり、入院してから症状は良くなるどころかむしろ悪化💦
抗生剤のアレルギーなのか虫垂炎の炎症が酷くてそれに対する反応なのかどちらか判断がつかない状態のまま抗生剤の種類を変えてもらい
なんとか熱が少し下がり様子を見ることに
今のコロナ禍で夫とは面会もできない状態
とりあえず入院に必要なものは夫にラインを送って何度か持ってきてもらいましたが、それも看護師さん経由で渡されて、夫と顔を合わせることもできませんでした。
私が入院した総合病院ではワクチンを3回打って2週間経った人しか面会が許されておらず、しかも病室には入れなくてサロンでの面会でした。
1家族で一人だけ、15分間面会可能でしかも予約制。
病棟の階ごとに1日8人しか面会できないので、予約を早く申請しなければ枠が埋まってしまうんです。
私の担当医との面談も夫婦は別々に話を聞くことになっていて
夫は医師から、「万が一ですが、虫垂炎以外の可能性も排除したいので奥さんの容体が落ち着いたら精密検査をします」と言われたそうです。
担当のお医者さんから
『ご主人、めちゃくちゃ心配されていましたよ』と伝えられて
私:『そうなんです〜、主人はものすごく心配症なんです💦』(やっぱりそうだったかと思いながら)
幸い熱も下がり、お腹の痛みも治って炎症反応も標準になったので
2週間後に退院できましたが、退院してからも血液検査や大腸検査やCT検査のために通院して
やっと昨日、どこも異常がないと結果が出たんです。
たまたま昨日は夫の誕生日
私の異常なしの検査結果が夫の誕生日プレゼントになりました。
昨日、私が帰宅して検査結果を伝えて
夫とハグし合って喜んだことは言うまでもありませんが
夫がその時に
『君が僕より先立ってしまったら僕は生きていけないと思った』
と私に告げた時の夫の目元には涙が・・・
私は『大袈裟やなぁ』と思いながらも、夫の涙を見て
『それほど、夫は私のことを愛してくれていて、そして大事に思ってくれているんや。』と夫の安堵しきった様子に私も少しもらい泣きしそうになりました。
普段から私と夫は公私共にラブラブ全開にベタベタしたりしないし、どちらかといえばお互いにさらっとドライな関係だと自負しているんですが
娘たちによく言われます。
『パパはママがいるだけで幸せなんやな〜、パパのママに対する態度や言葉や目を見ているとよくわかる。ママがいなくなったらパパはどうするんやろ。』って (ごめんなさいっ、惚気てます〜)
32年も夫婦をしていたら毎日イベントがあるわけでもなく
忙しさにかまけて何気ない毎日が当たり前のように過ぎていきます。
けれども今回の突然の私の入院騒動を経験してみて初めて
当たり前な日々は決して当たり前じゃないのだと痛感しました。
結婚する前は(今も?)夫は私にメロメロでしたが、32年経っても変わらない夫の愛情を感じられて私もそんな夫のことがもっと好きになりました。
そして夫との残された時間を今まで以上に大切にしようと心に留めました。
昨晩は私の検査のお祝いと夫の誕生日のお祝いを一緒にして、久しぶりに二人とも安心して眠りにつきました。
そして今朝、何かの引き寄せを感じるような
コノエミズさんのこんな素敵なnoteに出会いました。
奥様に先立たれた夫が愛する妻との素敵な思い出に号泣してしまうという感動的なお話です。
私も朝から涙腺が崩壊してしまいました。
コノエミズさん記事をお借りさせていただきますね。
入院したことは伏せておこうと思っていましたが、コノエミズさんの素敵なnoteにインスパイアされて急遽書いて投稿しちゃいました。
ありがとうございました。
来年早々に虫垂炎の手術が待っていますが、それまで体力をつけて無事に乗り越えようと思います。
完全に元気になったら夫と行きたい場所がたくさんあるんです。
まだまだ人生を楽しまなくっちゃ!
貴重なお時間、最後まで読んでくださりありがとうございます。
検査疲れも出たのかほっと安心して気が緩んだのか
今はちょっと風邪気味で喉が痛くて(コロナは陰性でした️)
自宅でのんびり療養中です。
皆さまも体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?