麦子さんと
2014年頃書いた映画感想文。
『麦子さんと』
吉田恵輔監督作品。
シネコンでモーニング鑑賞。
学生時代以来の明るい時間の鑑賞、そして初のモーニング。
午前中でも結構見に来るんだなーってくらい客がいた。
吉田作品らしくない感動作。
しかしところどころで吉田フェティッシュが炸裂。
監督は小さい女の子が荷物をいっぱい持ってるのが好きということだけど、それが爆裂しているシーンが1番笑えた。松田龍平の彼女がめっちゃ身長小さいのに、大型トラックで引越し荷物を運んでいたのだ。
やり過ぎだぜ吉田監督。
そして堀北真希のバイト先の同僚、たぶん田代さやかだと思うけど、胸の谷間を不必要に見せていた。
眼福。
それにしても、ほんとうに、ふつうにいい映画だった。
堀北真希よかった。
松田龍平のダメ男っぷりと男泣きがとてもよかった。
映画秘宝のインタビューを見て知っていたけど、目覚まし時計のエピソードと監督の母親が亡くなったことを考えると、鑑賞中に涙が止まらなくなってしまうのよ。まわりの観客に教えてあげたかった。
変態監督だけどこーゆーのも撮れるんだよって。
銀の匙も期待できるな。