ひとつの決断
「ボディコンテスト出れば?」
ある人がなんの気無しに放った一言から
少しずつ意識が変わり始めたわたし。
25年間、箱入り娘として
大事に大事に育てられてきて(自分で言う?笑)
中高は皆勤賞、先生にすぐ好かれるタイプの
ど真面目優等生、(自分で言う?笑)
両親、祖父母の期待もあり、
本当に真っ直ぐ、
「世間的に素晴らしいと言われること」
「ちゃんとしていること」「周囲に誇れるもの」
を、自然と選んで生きてきました。
(それが最良の選択だと信じて、自分の心にその選択の正否を問うこともなかった。)
けれど、
この間の言葉と、自分が置かれた状況、
昨日まで元気だった人が突然何もできなくなる
状況を目の当たりにして、
「自分の心に従って、自分の意思決定のもと、
自分の人生をしっかりと生きたい」
それが自分の中にある強い意思だと、
だんだんとそう思うようになっていきました。
…そうは言ったものの、
超絶一般人の私にとって、ボディコンテストに出ることは簡単なことに見えて、
とても勇気のある決断でした。
これまで人前に立つことなんてそうそう無かったし、ましてや、
「こんなんでちゃんと隠れる?!」っていうレベルの面積の少ないビキニで舞台に立って、自分をアピールする競技なんて….
「舞台で恥をかくことになったらどうしよう。」
「仲の良い友達や周りの人からはどう思われるかな」
「(大きな挑戦すぎて)自分が自分でないような気がして怖い」
本当にたくさんの不安や、挑戦しない理由が浮かんでいました。
けれど、それらの意見をすべて抑えて
挑戦するように私を掻き立てたのは
「ここで挑戦できなかったら、この先一生、
何にも挑戦できないかもしれない。」
という一種の恐怖心でした。
このまま一生悩み続けて、自分が自分でないように生きていくことが何より怖かった…。
そして、その時の私が「今、これだ」と思った、
美ボディコンテストへの出場を決めました。
半年前ならきっと受け流して、変わらぬ日常を送っていただろう。
このタイミングでこの言葉に出会ったこと、
自分の心に従って出場を決心したこと、
全て偶然のようで、
しっかり導かれてきた運命のようにも感じる。
….とにかく、この時に挑戦することを決意した
私自身を沢山褒めてあげたい。
私、よくやった。
進んできた方向間違ってないぞ!
….以上、私が新しい道に進むことを決めるまでの
お話でした。