旅ノォト❶(倉敷と大橋トリオライブ)
さぁ、いよいよわたしの年一回のモチベーション、
推しの大橋トリオさんのホールツアーです。
今年のホールツアーは、
何かとイレギュラーなことが重なりました。
今年はCHAMPARKさんとコラボしたアルバムを掲げてライブなのかな?と思ったらCHAMさんはライブに参加されてなかったし、、、
(大好きなカバーぜひ)
そして、コロナ後は、大阪のNHKホールを予約していたのですが、
エラーが出て取ることができず、
(こんなことは初めて)
ためしに倉敷(岡山)のホールを予約するとすんなり取れた。
どゆこと!?
でも冷静に考えれば、
NHKホールより地方のホールのほうがこじんまりしてるだろうし、
倉敷は久々で観光も兼ねることができる、、、
にやり、、、
よし、倉敷にしよう!と予約ボタンをぽちっとしたのでした。
ライブ一週間前、チケットが送られてきました。
さて、今回の座席はどんな感じかとワクワク開封すると、
目玉がやや飛び出したかもしれません。
チケットを二度見しました。
な、な、な、なんと!
2列目のどまんか、23番なのです!!!
こういうのを
「盆と正月がいっぺんにきた」
というのでしょうか。
巨大なNHKホールなら、
なかなかないことなのですが、
ありがとう、倉敷。
行く前から興奮しきりの倉敷、
ライブへの旅なのでした。
11月4日、月曜日(祝日)当日。
なぜか倉敷、美観地区に到着すると先にランチ食べな!
というセンサーが働いて、
入口付近にある蕎麦屋さんに入るのが常です。
今日もいつもの蕎麦屋さんに入りましたが、
値上がり幅に若干引く、、、
まだ少し時間があると、
既に14,000歩は歩いてヨボヨボの足をひきずり、
アイビースクエアまで。
ワインの飲み比べをガーデンでしている女性を見かけ、
わたしも!
と売り場にすっ飛んでいきました。
午後五時過ぎ。
おお、もう既に並んでます。
倉敷芸文館。
わたしは以前から、
トリオさんのライブではいつもリトルカイトと一体化します。
というか、ティーンエイジャーの親友のように、
「リトル!リトル!トリオさん来たで!わぁ、きゃあ!」
と騒いでいます。
不思議に思われるでしょうけど、
いつもはリトルと分断しているときが多いのに、
ことライブのときに関しては、
はじまりから終わりまで、
しっかりと一体化して、時に涙が流れたりします。
わたしは毎年一曲、
理由もなくフューチャーされるバラード曲があります。
発売当時は新曲やアッパーな曲にもっていかれて、
おとなしめな曲は素通りしてしまっていた。
改めて聴くと歌詞も含め、今の自分に重なり、
昔の曲なのに何度も何度もリピートする、自分の中のトレンド。
昨年は、
「生まれた日」
でした。
それがなんとミラクルが起こり、
昨年、お誕生月のNHKホールでのライブ、
アンコールでのラストは、
「生まれた日」
だったのでした。
わたしはもう、涙があふれ、
トリオさんの姿が、かすんで見えなかった、
という忘れられないライブとなりました。
今年のわたしの推し曲、
それは
「存在」
です。
当時はそれこそ素通りしていた曲だったのに、
改めて聴くと歌詞も含め、味わい、余韻があります。
今年大好きな曲。
またしても去年のように、
アンコールのラスト、
「存在」がこないかしら?
いや、わたしの「念」、
ミラクルからすれば、あり得ないこともない。
「存在」きたらすごくない!?
リトルカイト!?
「存在」、こいやー!
言うてたら、
なんとラストは、二年連続、
「生まれた日」
でした。
☺
いや、
名曲だから、なんの問題もありません。
そして、
わたしだけなく、
トリオさんも、涙していたこと、
2列目だからこそ見えました。
なんの、涙だったのかな。
余韻にひたりながら、
夜の美観地区をゆっくり歩いてホテルまで。
人で埋め尽くされた昼間の風景とまったく違う風情がそこに。
自分を取り戻したかのような。
わたしもライブの余韻でほてった頬を夜風で冷やしながら、
普段は歩けない道の真ん中を闊歩して、
コンビニでビールを買って、
ゆっくりとホテルと戻ったのでした。
「存在」やなかったか、、、。