死にたい・不登校のきみへ
こんにちは、白米です。
私は中学の2年生の途中から卒業まで1年半不登校でした。
私の経緯を知って似たような人が救われることがあったら嬉しいです。
〜注意〜
起こったことをそのまま書いていくので生々しい話に抵抗がある人は気をつけてください。見るのが難しいようなら不登校の経緯は飛ばしてください!
私の不登校の経緯
私は小学生時代、学校では担任の先生と上手くいっていませんでした。
中学受験で疲れ果てて学校の準備が出来ず毎日忘れ物をして毎日怒られる毎日。毎日怒られていると段々、些細なことまで怒られてエスカレートしていきました。そのせいでクラスの女子に陰口を言われることも多くありました。
さらに塾では勉強が出来ないと笑いものにされたり、クラスの女の子がいじめられたりする酷い環境でした。
その中でも毎日10時間ほど勉強する毎日を1年続けました。
そのような環境を乗り越えて、第二志望の中学校へ進学しました。今思えばその頃から燃え尽き始めていました。その後コロナ禍に当たってしまい中学2年生の春から学校が休みになりました。
そこからおかしくなり始めました。夜は眠れなくなり、小学校の担任に怒られたトラウマや塾でいじめられていた子を助けられなかった後悔が襲ってくるようになりました。頭がぐるぐるして段々自分は死んだ方が良いんじゃないかという考えが浮かぶようになりました。
でも家族には相談しにくく段々追い詰められていきました。ある時の深夜、死んでも良いし助けてもらえるなら助けてほしいという願いをこめて大量に薬を飲みました。所謂オーバードーズというやつです。
…気がついたらトイレに顔を突っ込んで嗚咽していました。これは死ぬ事ができないかもしれない。そうよぎって家族に救急車を呼んでほしいと頼みました。
次に目を覚ますと病院にいました。朦朧とした意識の中、優しい声の研修医さんにカウンセリングをしてもらいました。その時どこかほっとしたのをハッキリ覚えています。そしてその日に私の精神科のカウンセリングが決まりました。
その後診察を何回か受けどんどん鬱の症状がきつくなっていく様子を見た先生が言いました。いや、言ってくれました。「一回、学校行くのやめようか」。そこで私は不登校になりました。
死にたいと思っているきみへ
もし、あなたが死にたいと思っていることがわがままなこととか皆も同じことなんじゃないかとか思ってしまうことがあるのならそれは違うと私は断言します。
あなたが少しでも苦しいと思っている時点で心のSOSだと思ってほしいです。信頼できる友達でも親でも、それが無理なら学校の先生やスクールカウンセラー。それも無理ならネットの人にでも話を聞いてもらって下さい。
今のあなたが少しでも救われることを本当に祈っています。
不登校のきみへ
不登校の理由はどうであれ、私は不登校を楽しんでほしいと考えています!
私は通信制高校でフリースクールに通っていました。そこで初めてフリースクールに来たときに驚いたことは趣味を持っている人が多く人生を楽しんでいる人が多かったことです。だから私はあなたが学校に行っていない間、色んな楽しいことに挑戦してみてほしいです!
もし、学校に頑張って通いたいと思っている人は少しずつ登校を頑張りながら色んな趣味に挑戦してほしいし、学校にはもう行きたくないと思っている人は素直に毎日を楽しんでほしいです!不登校の間にやったことは将来にきっと役に立つと思います。大人になっても大切な趣味になったり将来の夢になったりするかもしれません。
終わりに
私は今年、大学の推薦受験に成功しました。
不登校期間は中学生の間のうちの1年半でした。その間は病気で勉強出来ていませんでしたが高校三年間頑張ったおかげでなんとか進むことができました。
今は燃え尽きたり病気だったりで勉強できない人に伝えたいことがあります。大丈夫です、何度でも生きていればやり直せます。今は取りあえず心配なら勉強すれば良いし趣味を楽しみたいなら楽しめば良い。あなたが生きやすい世界をあなた自身が作れることを応援しています。
ありがとうございました。あなたが幸せに生きられることを少なくとも私は応援しています。