【大人の読書感想文】リーダーの仮面(著:安藤広大)

数10年前くらいまでは、リーダーといえば、部下をぐいぐいと引っ張っていく人というイメージだった思いますが、昨今は、サーバントリーダーシップなど、リーダーにもたくさんのタイプがあることが唱えられています。

ちなみにリーダーとは何でしょうか?またマネージャーと何が違うのでしょうか?よくリーダー=マネージャーだと思っている人が多いと思っています。
リーダーは、リードする人、いわゆるゴールまで導いてあげる人です。
一方、マネージャーは、マネイジする人、いわゆる管理する人で、目標など達成のために、進捗を管理する人です。
なので、マネージャーは会社から権限を与えられた人しかなれませんが、リーダーは誰でもなれます。

しかしながら、今回ご紹介する本は、リーダーの仮面というタイトルですが、どちらかというとマネージャー目線の話になっていました。なので、マネージャーの仮面という風に思って、読んでいただければ幸いです。

具体的な内容は、ネタバレになるので、避けますが、新しくリーダーになった人に、見てもらいたい1冊になっていました。特に、部下の多くが、年上で、部下とどのように接して良いか、不安になっている人にオススメです。

この中では、最近流行りのリーダーは、みんなを下から支えるべきとか仲良いチームを作るべきとかそういうのとは真逆のことが書かれています。
とはいえ、昔みたいな恐怖政治というわけでなく、結果を出すためにはどうすれば良いのかという内容です。

最後に、この本の中で、私が心に残った言葉を、紹介して終わりにします。

「こんな指導したら、嫌われて人が離れていくんじゃないか?」と思うかもしれません。
しかしよく考えてみてください。会社は孤独を埋める場所ではありません。
なので、リーダーはお願いをするな

もしご興味ありましたら、手にとって読んでみてください。

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