博多雑煮にあこがれて
子どもの頃のお雑煮は、博多雑煮。
焼あごと昆布、干しシイタケで出汁をとり
中にはブリの切り身、紅白かまぼこ、大根、お花の人参、スルメ
あとは影の主役のカツオ菜
そこに別鍋に昆布を敷いた中に丸餅を茹でて
合わせて出来上がり。
子どもの頃はカツオ菜が苦手で
苦くて、なんでこんなに美味しいお汁にカツオ菜を入れるのかわからない!と思ったほどでした。
年を重ねるとその苦味にハマるというか
入っていないと物足りないというか
不思議なことにお正月以外スーパーでもカツオ菜は、見かけません。
なのになぜか暮になるとあるのです。
6年前に母が亡くなり、福岡から遠く離れた所に住む私にはカツオ菜を見かけることもできません。
今は焼きあごの代わりにいりこを使って、カツオ菜の代わりに小松菜で、なんちゃってにも届かないお雑煮を作っております。
そういえば、祖父母が四国出身だったので、2日目は白味噌雑煮を食べてたことも。
それは本当に小さい頃のこと。
幼稚園に行く頃だったような。
年に一度の年中行事のお正月。
各家庭で思い思いの新年の過ごし方があるのでしょうね。
今年は地震や飛行機事故という悲しい出来事から、始まりましたが、皆様が少しでも穏やかにお正月を過ごされますことを祈って。